ぎょぇぇーーーー!!!ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
叫んだのは、
アンジェリーナ・ジョリーの
あまりに尖った頬骨が怖かった訳でなく


ましてや、いつのまに
魔女の化身のようだった彼女が
世界中を慈善活動で回る
聖母のイメージになって
アカデミー賞でも特別賞を受賞したり
「好きな女優ランキング」で
トップに挙がっちゃうようなイメチェン
驚いた訳ではありません。


だってさ、女友だちが絶対いないタイプじゃん。
(実際いないみたいだけど)
略奪愛でも、ボランティアでも
目指すものに、妄信一直線。
周囲の目を気にしないブレなささ。

彼女が職場にいたら
(アンジーの職業って殺し屋しか
思い浮かばないけど)
「あの人って怖くない?」
「あたしも、思った!
頑固っていうか、譲らないよね~」と
同僚や後輩たちに給湯室や
女子トイレで陰口叩かれるタイプよ。

(でも、悪口や村八分の代償に
男を寝取られて復讐されそう。
もちろん、心変わりした男はすぐにポイっ)

で、ぎょわーーー!!
あたしが驚いたのは
『アナと雪の女王』に続いて
ディズニー何を企んでるの?!
ほら、ウォルト・ディズニーは
FBIのスパイだったとか
ミッキー・マウスを使って
アメリカの良さを世界中に流布してるとか
都市伝説はキリがないけどさ、

『アナ雪』から
『マレフィセント』
サブリミナルどころか
もうダイレクトに眼球に脳髄に
叩きこんでるよね


「世界に男は要らねぇよっ!!って。
世界アマゾネス化計画。
あらゆる国の、あらゆる宗教の
女の子、女子、女性に洗脳!洗脳!!洗脳!!


いやーーーっ、男がいない世界なんて!
ってアンジーが一番困りそう。
だってカラスを人間の若い男に変身させて
「あなたの僕になって忠誠を誓います。
なんでも言うことを聞きます!」
って言ったとき
「あぁ、性の玩具にされるのね…」と
魔女マレフィセントとカラスがまぐわう
春画が脳内チラチラ。
(ディズニー、そういうアダルトサービス
ねえの!ちぇっ。)

本当、ディズニーどうしちゃったんだろ?
美男美女の王子様とお姫様だけが
ハッピーエンドを迎えるおとぎ話への贖罪?

(ブサイクやゲイは生きる場所なし)
それにしても、振り子の振れ幅スゴイ。

野心だけはあっても器の足りない王様に
顔がいいだけで、なんの役にも立たない王子様

いや、もう世界はそうなのかもしんない。
顔がいい理想の王子様に
キャーキャー言って、満たされれば

もうさ、家庭も、会社も「男」要らなくね?!

いやいや、どんな女友だちとの
楽しい時間や慰めの言葉よりも

誰か男の人に、よしよし
「お前は頑張ってるよ」と
頭をなでられたい。

壁にドンっ!と体を押し付けられて
「お前が必要なんだよ!」とか
言われたかった……。


「お前」呼ばわりされたかった……。

でも今や「○○くんがいなきゃ
みーちゃん(仮名)淋しい。
うさぎは淋しいと死んじゃうんだよ」なんて
女がいたら、あたしの魔術で
速攻で「中村うさぎ」に変身させてやる!!

女の業を、骨の髄までしゃぶってこいっ!

あたしも男がいなきゃ生きていけない
おかまになりたかった。
でも、いなくても生きている。
この「面倒くささ」を抱えて
ひとりで生きてやる!!


マレフィセントを見習って強く、強く
あっ、でもやっぱりアンジーは
ひとり抜け駆けしそう。