何カ月かに一回
その波は来るのです。

いや、更年期になったらもっと?
うつとかそんな大それたことでもないの。

だって、到来する大波は
「なんで、あたしって、
こんなに性格が悪いんだろ?」


えっ!?普段からもっと悩め?!て。

いや、ここ最近ブツクサ書いてるけど
職場で、仕事で
いろんなイヤな気持ちにされてて
「このあたしが、性悪なこと悩んでるんだから
もっと人間としてクソなお前らは
なんで恥ずかしくもなく
堂々と生きていけるんだよっ!!」

って、さらに性格悪く思ってしまう。

だから『ファースト・クラス』を観ても
沢尻エリカ演じるヒロインに
「なに、キレイごと言ってるんだ!?」
(登場人物、誰より心が汚れてる)
編集長が言うように
「身内の戦いに生き残れないものが
この業界でどうやって生き残るの?!」に
「あたしも、もっと、性格悪く戦うぞ!!」って
変な気合い入れられたり。


あぁ、ダメダメ、人間スマイルスマイル!!
なんも考えずに笑える映画を観よう!!って

『ワールズ・エンド
酔っぱらいが世界を救う』


これ、いろんなとこで「いい評判」
見聞きしてたんだけど
会場でドッカンドッカン大爆笑してる人がいたけど

ダメだ、ダメだ、あたし、クスリとも笑えなかった。

学生時代に達成できなかった
地元のパブ巡りに
おとなになった今
チャレンジしようと悪友5人が集まるのね。
そしたら、町が宇宙人に占領されてたってお話。
「男っていくつになってもバカなんですよ~っ!
それを自分もバカになって楽しまなきゃ!」
って
いうのが、逆に作為的に感じられて。
っていうか、アメリカの本当の「バカ」に較べ
イギリスのユーモアある「バカ」なんだもん。
そもそも男が「俺ってバカだから」っていうの
許せないし!!

あぁ、でも、あたしの心が「ワールズ・エンド」
こういう笑いを受け容れる余裕がないのね~。
ヤバいっ!こんなんじゃ
って、打開策が、会えばいっつも(この25年)
あたしの悪口、愚痴にノってくれる
女友だちに明日会いに行く
という…
そういう意味では、この映画のように
学生時代からの友だちって大切!!!!

そこは、感化されたよ。