昨年の秋、愚痴やら呪詛やら
言葉が溢れ出しそうで
だからといって
「今日の映画楽しかったです、てへ」
なんて、文章は嘘くさいし
一気に更新できなくなってしまったブログ。

やっぱり、このブログは“ホーム”になるから
みなさん、あたし側で読んじゃうと思うんで。

(自惚れるな!あたしに好意的には
読んでないって?((ヽ(;`З´)ノ))ォィォィッ!!!)
でも、恋や人間関係は、相手や第三者から
見たら、それはまったく別の景色が見える訳で。


はい、まずハッキリ書きます!
彼は彼女のことを「好き」だそうです。
そのエキセントリックなところも
ウザいところも、ケンカをしても「好き」

「どこが好きなの?」ってあたしの問いにも
「理由なんてない。ただ好きだから
その質問に答えられない
ただ一緒にいたい、しゃべていたい。」
って。

ギャァ━━il|liノ)゚Д゚(ヽil|li━━ァァッッ!!!!
聞こえない!聞こえない!!

あたし今、若人あきらですよ!
自分で聞いておいて、記憶喪失ですよ。
はぁ?あなた、いま、何か言いました?


「ただ好き」

最強の言葉ですよね~。
あたしの心にナパーム弾
一瞬にして焼け野原


もうダメじゃん。
敗戦国は、もう気を取り直して
復興への道を歩かなきゃ。
それでも追いすがるのって昭和の女

でも、好きな人のいない未来なんて想像できない。
あたしが選んだのは
「出・会・い・系」
デジタルでしょ!イマドキでしょ!

一気に平成のおかまですよ。(平成なのか?)

ゲイの出会い系に登録したんだけど
それは写真付きのプロフィールを見て
「気に入る」ボタンを押して
相手もあたしのことを「気に入って」たら
「マッチング!!」とお互いに通知がされるの。

片っ端から、「気に入る」「気に入る」押したのだ。
「趣味はカフェめぐり」てなスカした奴から
「自分カラダ鍛えてます!お互いサカり合おうぜ!」
と、筋肉隆々のセルフ撮り載せたイカにもな人まで。
あっ、凹(ネコのことね)と自己紹介している人や
(お互い、お尻を向け合ってもね~)
好きな歌手欄に「アユ(浜崎あゆみ)は神」とか
書いているEXILEみたいな日焼け野郎共は
押さなかったけどね。

で、何人かとメールをやり取りしたり
実際会ったり、まぁ、そこでもネタになるようなこと
いろいろ遭ったんだけど(それはまたいつの日か)
そのなかの2人が、なにを思ったか
ハイ、こっからあたしの
一世一代の自慢話ですよっーー!!

(って、それでも2人のとこがさびしい…)
「おつき合いしませんか?」と。
ひとりの(かなり)年下には、
「僕が、君をこの先の人生、リードして
守ってあげたい」
と。
「リード」って言われて、最初、犬を引っ張るアレを
思い出しちゃったわよ。そんくらい分かんなかった。
*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ これが世に聞く
「告白」ってやつっすか?

都市伝説じゃなかったんだ??

即効で、女友だち何人もに
「あのね、たいしたことじゃないんだけど
えっ?本当、冗談だと思うんだけど、
いま、告白されたみたいなのぉ」
って
鼻息荒くメールしたわよ。自慢!自慢!!

「愛されるってのも、いいんじゃない。たまには」
みんなからは、関心なさげな同じ内容のメール。

ええ、「愛された」ことないですよ!

でもね、そんな彼らに優しくされて
抱かれて(きゃっ!)愛の言葉ささやかれて
その背中に腕を回しても(きゃっ!!)
これが「愛される」って、ずっと望んでたこと?
だったら「愛される」って、なんて、なんて
つまんないの!心動かないのっ!!!

ギブミーチョコレート!!
ギブミーラブ!!と焼け野原を走って走って
たどりついた先は、砂漠だった。


あたしが、想像できないのは
好きな人のいない未来じゃなく
“彼のいない未来”だった。

燃えてるようでも消えていく夕日のように
ゆっくりとゆっくりと失恋していこう。

何カ月かかるか分からないけど
ゆっくりとゆっくりと「落下」していこう。
あの、恋愛戦火のなかで。