今日は前の会社の同僚たちと
浅草のMONTEEって
タイ料理屋さんに行ってきたんだ。
ほかのメンバーも海外旅行ジャンキーで
(先日北朝鮮に行ってきた強者も)
タイ料理も大好きなみんなが大絶賛
一口食べたら、もうそこは
「สวัสดี ครับ อร่อย」の本格的な世界だったよ~。


出会って15年以上
笑ったり、泣いたり、みんな一緒や
2人きりや3人、4人で旅行したり、同居したり
言いたいこと言い合って、時にはケンカしたり
それでも、いつのまにか仲直りしたり


「女同士ってドロドロしてる」って
女の友情を認めたがらない男や
それこそ女でもいるけど

「女友だち」って楽しいじゃん!!
いや、「女の世界苦手~」って言うのもさ
「あたしは特別だ!」って自意識高かったり
「モテないのは、ほかの女の子みたいに
計算したり、かわいく装ってないからだ」て
現実逃避してる10代、20代だったらまだしも

30歳過ぎてからも主張する女ってどうなの?

言葉足らずだったら、ごめんなさい。
友だちが大勢いるとか、いないとかじゃなく
嫌いな女がいるとか、いないとかじゃなくてね、
こうやって、「“自分以外の女”はなんたら」って
男と一緒に、同性の足を引っ張る女がイヤなの。

ほかの女が頭使ったり、うまくやってることが
許せないんだよね。

そのくせ「あたしは、ほかの女と違うのよ」って
男に媚びてるのはおめぇだろ!


逆に男の人でも、男でも女でもおかまでも
面倒くさい奴たくさんいるし('д'|l!)ぁ゙…あたしか。
煩わしい人間関係ある
ってフラットなのが
クドカン。


そう、『あまちゃん』!!

もちろん、今週は
「劇的ビフォーアフター」のテーマ音楽にのせた
海女カフェオープンや
(うちの母親は、その日
「なんということでしょう!」って
友だちらと言い合いだったらしい)
「億千万♪億千万♪」
「南さ、向いてる冷蔵庫を開け~♪」
と渡辺えりに笑い放しだったんだけど

もうさ、クドカンの脚本や人物描写の上手さ
うなってしまったよ。

いや、元々男同士が仲良く結託していくドラマは
おかまのあたしが「ノンケの男の子楽しそう」て
憧れるほどだったけど
男取ろうが(ただの遠距離連絡だけど)
人生の道が交差しようが、離れて行こうが
何があっても、
変わらない女の友情がある
お互いを何より大切に思う絆がある
ってのを
今回、アキとユイで見せてくれてるよね。

あたしはもう『ガラスの仮面』のマヤと亜弓
自由に潜ったり浮上したりする天才(天然?)少女
「彼女には敵わない」とどこかで思いつつ
それ以上に、自分で枠をつくってしまい
その中でもがき苦しむ美少女のカンケイが
アキとユイにもかぶり。
もうクドカンすげぇ!
ハイひとつめ!


そう、10代の少女って面倒くさいじゃん。
「周囲の大人は分かってくれない!」
あたしばかり傷ついて!と周囲を平気で傷つける。

ドラマや映画、小説で(特に男は)
“残酷でもあり、穢れなき者”として
描くけど、イヤじゃん、
別に神秘的じゃねーよ!

頭の中、それこそ自意識過剰だったり
経験が追いつかない不安や焦りや、嫉妬、
感情ひっちゃかめっちゃかじゃん。

それを今週、アイドルになりたくて、
北三陸を出たくて、ジタバタ
ジリジリするユイちゃんの姿に

クドカンすげぇ!!ハイふたつめ!!

まぁ、それは年を重ねれば
多少コントロールできるけど
40過ぎたあたしも…できてないか
いや、春子も…Σ(●>Д<ノ)ノャベ
でもさ、うちの母と妹もだし(あたしもか)
最近、娘がお年頃になってきた
女友だちを見ててもだけど
母親と(思春期の)娘って
時々“女”VS“女”っていうか
容赦ない

それを旦那である“男”は
「かわいい娘に、うちの嫁はひどい」とか
男性作家はそれでも
「母親は、なにがあっても子どもを
優しく、愛しく包み込む」とか
“絶対的な愛”として描くけど

(リリー・フランキーの『東京タワー』は
号泣したけどさ)
母親だって、人間だもの
そりゃ、不機嫌にもなるし、言っちゃいけない
言葉も喚き散らすわいっ!

アキに対する春子の振る舞いに
クドカンすげぇ!!!ハイ3つめ!!!

えっ?あんなのガラの悪い元ヤンじゃん!て
思う人もいるかもしんない。

でも、あたしは、刷り込まれたイメージじゃなく
いい側面だけじゃなく、
喜怒哀楽全方位に
自分の言葉で、自分のセリフで

“女”を、“母親”を、“人間”を描くクドカンを
やっぱすげぇーーーー!!!!

と感心してしまうのだ。