いやーー、これまた、思ってたのと違う!
映画『リンカーン』
「いつみても波瀾万丈」な伝記ではなく
憲法修正第13条を可決させるための
議会との攻防戦だったよ。
この映画がアメリカで、大々ヒットしたことに驚き。
(ワシントンDCのリンカーン像訪れたとき
想像以上の大きさに、口( ゚д゚)ポカーン。
本当に尊敬されてるんだなぁ。日本なら誰?)
しかも、アカデミー賞最有力って、それほど王道でもない。
ダニエル・デイ=ルイスは、役そのもので
3度目の受賞も納得だんだけどね。

絵柄的に地味な題材を(面白い)映画にしちゃう
スピルバーグすんげなぁ。


って、言うか、あたしはこの映画を観てるとき
なぜかNHKのドラマ『ご縁ハンター』思い出しちゃって。
なんでか?って?
「いつか、あたしが、その気になれば…
そのときが結婚適齢期」

仕事や趣味に楽しんできた30代後半の独身女性
(『超少女REIKO』の観月ありさが
こんな設定を演じるようになるとは!)
「結婚しなきゃ!」と焦ったとき、すでに遅し。
婚活市場の厳しさを知り…

あたし、寺脇さんがやってる婚活サイト主催の
セミナーの講師やりたいよっ!!
どんなにキレイでも観月ありさ演じる
ヒロインの利香は、そんなんじゃ結婚できねーよっ!


だって、彼女は「そんな高望みしない。
平均以上であれば…」と言ってるくせに

嘘をついてたり、ほかの婚活女性と会ったりしてる
相手の男性の1点が
どうしても許せなくなって、うまくいかないの。
今さら何を言ってるちゅーーねンモォー!! o(*≧д≦)o))
パーフェクトな人なんて
価値観が一緒の人なんて、いないこと
40年近く生きてきて、まだ気づかんのか?!

ほかがどんなにイヤでも、どうしても惹きつけられる1点を、
自分が本当に大切するもの、重要視する1点を
見極めていかなきゃ!

しかも、婚活セミナーの後に
参加者の女性たちとつるんで仲良くなってるしヽ(o`Д´o)ノ

あんたは、結婚したいの?!寂しさ紛らわせたいの?!
誰がどう、とか、みんなにアンケートしたり
情報集めるんなら、男に会えっ!
他人じゃなく、自分の価値観と摺り合わせしろよっ!

リンカーンは、「すべての人に自由な世界を!
奴隷解放をっ!」

その願いを叶えるためには
策略を練ろうが、内戦を長引かせようが
若者が死のうが、その1点を達成するため
邁進していくのだ。

他人の意見なんて聞いちゃいないし
ALL or Nothing
だからこそ歴史を変えることができたのだ。
まぁ、アメリカ人に絶大な人気を誇る大統領と
婚活は較べるもんじゃないけど。


あとね、ビックリしたのが
「黒人に自由なんて与えたら、世界はどうなるんだ!」
って、議会で紛糾するのね。
今だったら、そんな失言即効議員失職だけどさ。
そんで、「女に、参政権なんてありえない!!」
たかだか150年前の世界での、女性の立場は
そんなもんなんよ。もう口あんぐり。

ただ、その意識は、男のDNAのなかに、
少なからず残ってると思う。
人類の歴史のなか、150年やそこらで易々と消えないよ。
いや、女性差別とか云々じゃなくてね、
どんなに、自由で選択肢が増えても
(だからこそ、迷ったり、他人と比較するのかも)
男の根底に敷かれてるそういうとこも
踏まえておかなきゃ、
「あたしはここは譲れない!」
「こういう結婚生活を送りたい!」と
闇雲に結婚条件や主張を並べたてても
その理想と現実に、打ちのめされそうじゃん。

って、結婚もしてないおかまが
偉そうに言うなよっ!
て話ですね、ハイ。ヾ(´ε`;)ゝ…

まぁ、何事も不屈の精神
Never Give UP ですな。