泣いちゃった。

あっ、その前に、伊豆修善寺旅行の帰り道
女友だちおススメのケーキカフェさんに行って来たんだ。
伊豆仁田にある『irodori』

$妄想特急

古民家を改装したオサレなカフェ

$妄想特急
$妄想特急
$妄想特急

たしかにメチャクチャ美味しくて
行って良かったんだけど

相方曰く「キリコちゃん(その友だち)頭おかしいだろ」
確かに。だって、彼女、ケーキを食べに、
ここ数カ月伊豆まで何度も来てるんだよヽ('Д'o)ノ

彼女は「好きなもの」のためには
時間もお金も惜しまず、国内、いや世界中どこにでも
飛んで行くんだよね。

ほかにもこのブログによく出てくる
東方神起やJYJの追っかけコンビとか。
彼女たちに、すごい影響を受けてるのも、確か。
他人や流行がどうとか関係なしに
自分が本当に「好きなもの」「信じるもの」を持っていて
そのために、ほかを潔く捨てる選択をできるんだよね。


って、わざとらしい(笑)友だち礼賛はここまでにして
全アルバム持っているのに、
やっぱり買ってしまったユーミンの40周年記念ベストアルバム
『日本のと、ユーミンと。』

ずっと聴いてたら泣いちゃった。

あたしはいったい彼女にいくら費やしたんだろ?
もうお布施だよね。
毎年のコンサート(同じの何回も)、
苗場に、逗子マリにシャングリラ
そして彼女の放つ圧倒的な光を浴びながら
「おぉーーー神様、神様」
まるで「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」と
王蟲の群れの金色の触覚の上を歩くナウシカを
あがめる大婆さま状態。
あたし、心の中で手を合わせてるもんヾ(・∀・)ノ
一種の新興宗教の信者。
ユーミンの40年は、あたしの40年でもあるのだ。
まぁ、正確にはCMで『不思議な体験』を聴いた
小学生のときなんだけど。
LPのA面の何曲目に何が入っているか覚え
歌詞をかみしめながら読んで

毎週土曜深夜のオールナイトニッポンを心待ちし
その歯に衣着せぬ毒舌とスマートな返しに大笑いし
ユーミンが旅する砂漠や異国に思いを馳せた。
早く大学に合格して、ユーミンのライブに行くことを
目標としてた、
早くおとなになりたかった。
横浜ルミネのぴあに徹夜して並んで取ったチケットで
何度「ユーーーミン!!!!!」とライブで泣いたんだろ。
女友だち何人と行ったんだろ。


歌謡曲が歌の中に主人公がいてドラマがあるのなら、
ユーミンの歌は自分が主人公になって、
自分の人生をドラマにしてくれる感じ。


誰かを好きになれば「REINCARNATION」を信じ
好きな人と偶然会った今日に限ってサンダル姿(変な格好)なことに
むすばれぬ悲しい「destiny」を知って
どうせ離れていくなら、♪いつかは見返すつもりだった♪
♪憎んでも覚えてて♪
とわざとイヤな態度取ったり
♪この電話が最後かもしれない♪
もう切るわと何度も言いながら、ひきのばした夜
♪どうしてどうして僕たちは出逢ってしまったのだろう♪
と、何度も何度も泣いて。
♪あなたをもっと憎みたかった 
残る孤独を忘れるほどに♪
と追いかけた「静かなまぼろし」

大学に入って毎週のように観に行ったラグビーで
ゴールをそれたボールに「ノーサイド」の笛の音を聴き
教習所の路上教習で走った環状八号線に
♪カンナの花が燃えて揺れてた中央分離帯♪を探したり
みんなで「真夏の夜の夢」をカラオケで絶叫したときも
いつも「ガールフレンズ」がいた。

いまは、♪いつの日かかけがえのないあなたの
同じだけ かけがえのない私になるの♪
と歩いてる。

♪つみとってささげたら ひとに笑われそうな
私にできる全てを受け取って♪

とても幸せな淋しさを抱いて
これから歩けない
私はもう あなたなしで♪


ユーミンは、♪私の青春そのもの♪