会社で30、40代の女性と会うと
決まって話題は『木嶋さん』
男性はもちろんのこと、いつもは噂話が好きな
ОVER50が
あんまり乗ってこないんだよね~。


あたしは中島さんはどうでもいいの。
テレビの人たちは「帰ってきて!待ってる」て
彼女を被害者にしてるけど
彼女が選んで、幸せなのかもしれないじゃん!
友情だって、恋愛だって独占欲と催眠術
あたしなんていつだってマインド・コントロール
されてるわいっ!してるのか?!

それに、本当に待ってるなら、
岡村のときの矢部のように
居場所を空けて待っててあげればいいのに。
あっ、来年の24時間テレビのランナー決定?

うちの会社の喫煙室にいっつも
「この人、妊娠してるのに、タバコ吸ってて
大丈夫なのかな?」
「予定日いつなんだろ?アレ?
もう3年経ってるよ!!」
てな女性がいます。

その彼女の口から発せられる声は
「桃子、うさぎの耳になりたい…」
往年の桃子ちゃんボイスなのです!
UNDER35はわからんか。
(いつだって、『雪に書いたLОVE LETTER』
で、モノマネしてあげるよっ!)

うぎゃぁ!あたしは最初聴いた時
そのギャップに立ちすくんでしまったもの。

人を立ち止まらせる声、魔性だわ~。
我が社の木嶋さん。
やっぱり男が途切れたことないのかなぁ?

でね、うちの相方さんに木嶋さんの話を振っても
「オレはヤダよ」
「でも、男が途切れたことないんだって!」
「相手が、じいさんだろ」って
埒があかないんですよ!(o゚3゚o)プップクプ-

そんなとき、やっぱり女友だちが
すぐそばにいてくれるといいなぁ、
と。
あたしは20代後半、女友だちと一軒家を借りて
4人暮らししてたんだ。

どこか夢の中のようで
浮き足だっていて、楽しかった。

そんなことを思い出したのは

谷口史子さんのマンガ
『他人暮らし』

高校時代の親友3人が、ひょんなキッカケで
一軒家で1ヵ月間、同居する話。

友だち同士の話なのに
なぜか「結婚したい!!」と強く思うマンガ。
誰かと向かい合って、ケンカしたり
泣いたり、不機嫌になったり、
笑ったりしたい。

既婚の人からは「わかってないね~」と
言われそうだけど、
やっぱり毎日暮らせる人っていうのは、
地球上、人生上、限られてるもん。

いびきやうなり声がうるさくても
ケンカしても、一緒のベッドに寝られたり
トイレに直後に入ったり、
目の前で踊ったり、下手なモノマネ見せたり
そんなこと出来る男の人って
あたしはじつはひとりしかいない。

きゃっ!見栄っ張りの寂しい人生(ノд<。`)

登場人物のひとりが、結婚したい!
でも「年収だ、相手の家族だ、性格だ、価値観だ~」と
理想を言い出すのね。

あたしは同居してないけど(からか)
彼と長年過ごしてて思うのは
「この人といて、自分が幸せになれるかどうか」
条件を挙げていくより

「好きで一緒にいたい!」って
一方的な気持ちだけ
のほうが
結婚や同棲に、軽やかに
踏み出していける気がするんだよね。


って、結婚もしたことのない人間が書いてみる。
えへへへ。