前にも書いたかもしんないけど
いまのこの世界は、誰かの夢の中だったり
マトリックスみたいに、コンピューターが
つくった仮想現実なんじゃないか
、って
マジで思うんですよ。

だって、どの面下げて…な人が
国民より、たったひとりの権力者の顔色窺って
党首(日本のトップ)になろうとしてたり。
社会も街も、人の心も崩壊させた原子力発電を
いまだ「安全、安全」と推進する人がいたり

(たとえ、数人しか死んでなくても
何万人の人生奪った時点でアウトでしょ)

そんなあたしは被災地のために、
なにひとつしてない。

ささやかなお金を送ってることで満足してる。
役に立ってるかどうかも分からんのに。
むしろ海外旅行したり、変わらぬ贅沢をしてる。
ふとね、ふとね、半年も経ってないのに
そんな自分や世界が異常なんじゃないか。

繊細の人は、折れちゃったりするんだろうな。

えぇ、あたしは挫けないっすけど。

そんなときは、さらに現実逃避、と
『ハンナ』

やっぱり好きだ!ジョー・ライト監督!
『プライドと偏見』『つぐない』
映像がね、どこを切り取っても美しく
「映画」なんだよね~。
ケミカル・ブラザーズの音楽もGOOD!

生まれてから、殺人兵器として訓練され
人里離れたフィンランドの森で
父とふたりで暮らしてきたハンナ。

それを演じるシアーシャ・ローナン
真っ白い肌と髪、そして碧眼。
う、美しいっ!女優はどれだけ監督と
カメラに愛されて映されるか、
だよね。

あたしは「子役」が嫌いデス!キッパリ。

いま人気の芦田愛菜ちゃんも『Mother』では
涙腺刺激されたけど、
うーーん、週刊誌の記事の真偽は分からんけど
日テレ「メレンゲの気持ち」の司会をやるのは
アウト!でしょ。
学校行けよ!っていうか、親、行かせろよっ!
子どもの育児については家庭それぞれだろうし
あたしが言える権利ないけどさ
人生のピークを「いま」に持ってきてどうする?

ただ、この映画のシーアシャ・ローナンちゃんを
観ると、刹那的な10代の時にしか演れない役は
あるよなぁ、
と。
そして何を隠そう、あたし自身“女優”として
“10代の殺し屋”って演じてみたい役柄の
ひとつだったのよ!

ナタリー・ポートマン、『キック・アス』の
クロエ・モレッツちゃん
それこそ柴咲コウや栗山千明ちゃん
スケバン刑事のナンノや風間三姉妹
(いまだにカラオケで『白い炎』『さよならのめまい』
『Remember』を歌いますもの)
『セーラー服反逆同盟』の仙道敦子
(赤いバラ見ると、投げたくなる)
純粋無垢な眼差しで、ピストルやナイフを持って
血しぶき浴びるのとかやりたかったよ!

(鉄仮面やビー玉はさすがにイヤだけど)
まぁ、フィクションだからできるんだけど、ね。

でも、この『ハンナ』は、彼女にかかわる人たちが
次々と凶弾に倒れる運命で
あるヒッピー家族と接するときは
「これはフィクション、フィクション
この家族の運命がどんなものであれ、フィクションよ」て
自分に言い聞かせる始末(完全に現実乖離)

それほどまでに、ハンナ演じるシーアシャちゃんの
初めて電気や、水、そして世界に触れる姿、
標的を射止める本能や、哀しみは
真に迫っていて、映画の世界に引き込まれてたのだ。


な、なにより!!ケイト・ブランシェット!!!
ケイト……恐ろしい子!@ガラ仮面
最近大竹しのぶさんの「情念」演技の凄まじさを
目の当たりにしてるけど

ここはケイト!世界一のカメレオン女優!!
極悪非道なCIA工作員の悪役をね、
あぁ、この立ち位置になっても
(アカデミー賞受賞し、私生活ではお子さんもいるのに)
引き受けて、こんなに「冷酷」に演じるんだ、と。
彼女の女優としての“業”を見たよ。

いや、やっぱり彼女にはオスカー(しかも助演女優賞)
ひとつじゃ足りないよ。

さすがに“10代の殺し屋”役は
図々しいけど
(でも大竹さんはセーラー服着て
そんな役演ってた…しのぶ…恐ろしい子)
ケイト演じた、工作員の役はまだできるな、
演じてみたいっ! あっ、地でできるか。Σ(゚∀゚)アヒャ