カイロからタクシーをチャーターして
20分ほど、町の建物の先に
(山手線から遠くに見える
東京タワーみたいなイメージ)

「あっ!( ゚∀゚」)」 ピラミッドだ!」
ふいに現れます。

妄想特急


正直ね、森を抜けるとドデェーーーンと出現する
アンコール・ワットの衝撃ほど受けなかった。

でもね、でもね、とーーにかくデカイっ!
大きさを想像したことなかったから
期待や不安に適わなかった訳じゃないんだけど

妄想特急
妄想特急

分かる?あたしや彼(下の写真)が写ってるんだけど
判別できないくらいでしょ?


吉村先生がいくら発掘作業に専念してようが
もう認めましょうよ!
ピラミッド、これ、絶対、
はるか昔に宇宙人がつくったね!

そうとしか考えられないもん。
建築的に、天文学的にとかその精緻さや不思議さは
分からんけど、もう存在そのものがミステリー。

ギザだけじゃなく、サッカラの階段ピラミッドやら
屈折ピラミッドを回り回りました。
ホテルでタクシーをチャーターしたら
キレイなワンボックスカーで1日400エジプトポンド
7000円ちょっとで回ってくれたよ。
遠近法を使って、ピラミッドを掌に乗せてみたり
スフィンクスとキスしたり、
くだらない写真を撮るためだけに(笑)


正直ね、ピラミッドだけじゃなくエジプトの遺跡は
宝を狙った墓荒らしのせいか
ローマやギリシアみたいにキレイに現存はされてないんだよ。
でも、迫力が違うっていうか
ルクソールのメムノンの巨像
あたしとの比較でこんなです。分かる?

妄想特急

墓荒らしの一番の目的、ピラミッドの中身も
いまや空洞。
古代エジプトの象形文字ヒエログリフ
妄想特急
昔、朝日新聞で連載されていた
長谷川町子さんの絵文字エッセイ
『サザエさんうちあけ話』を思い出したり。


実際ツタンカーメンの仮面やら秘宝がある
エジプト考古学博物館で、いちばん驚いたのは
ワニのミイラ。
ほかにもロイヤル・ファミリーのミイラは
2000年の悠久のタイムトラベル。
そこにエジプトの旅行の醍醐味感じましたよ。


そして、ピラミッド内部への通路はカビや汗臭く
(ツタンカーメンの呪いは、そのせいなんだろうな)
とてつもなく狭く、不自然な足の曲げ方で
降りていかなきゃならんのです。

そのため、あたしたちふたりは翌日、かなりの筋肉痛。
思わず外資系5つ星のインターコンチネンタルホテルの
SPAに行って、マッサージをお願いしちゃったよ。

そこで、大失敗!
今回、あたしはアラビア語の指差し会話集みたいなのを
持参したんですよ。
それはそれで大正解で、
ホテルやレストラン、水たばこのカフェの従業員
道往く人に尋ねるときも、拙いアラビア語でしゃべりかけると
大喜びされてたのね。
で、ホテルのマッサージ室。
『のだめカンタービレ』でもあったけど
(奇しくものだめは単行本最新刊でカイロへ!)
施術してくれる男性に「太ももが痛い」と。
キョトンとするマッサージ師。
「だーから、アタシ、フトモモ、イタイ、デス」
悲しそうな目で、あたしにうなずく彼。
「アレ?ちゃんと伝わったのかな~?おっかしいぃなー」
ベッドから起き上がり、今一度会話集を確認。
<旅のトラブル編>に書いてあったよなぁ、えーーーと
ぎゃぁーーーΣ(@Д☆)
あたしがさっきから繰り返していたフレーズ、
「太もも痛い」の下の段
「アタシ レイプ サレマシタ」だぁーーーっ!!