『無ケーカクの命中男』

なんちゅーー邦題よ!
まぁ そのまんまの内容だけど(≧▽≦)

邦画ブームで何が嫌かって
ハリウッド映画の劇場上映が少なくなること。
今に始まったことじゃないけど
そんなかでもコメディが冷遇されちゃうのよね。
けどジャド・アパトウを無視するのは許せんヽ(`Д´)ノ
タイム誌でも「世界でももっとも影響のある100人」に
彼は選ばれたんだよ!!

クドカンのドラマが好きな人は絶対観るべし!
男子たちのエロとゲロ、そして大人への成長を
おバカな笑いと愛情たっぷりのキャラクターで
描いてくれるのだ。

あたしはデブ専でないけど、今回セス・ローゲン演じる
ダメダメ男とマジ結婚したっい!と思ったもん。
っていうか、あたしのタイプは「負け犬男」だ!と
改めて気づいたよん。


で、最後の最後にこの映画がベストテン入り
大決定のあたしが劇場で観た映画
ベストテーーーン2008!!!!!
いや、正直今年は忙しさで、そんなに数観てないし
(でも去年より観てた、64本。
ちなみに2007年ベストテン←クリック
2006年ベストテン←この年はベスト3に思い入れ強し)

それにシリアスになりたくなくて人生ドラマは敬遠してました。
その割に暗いのが続くんだけど、それは時代のせいか。

まずは第10位この『ノックトアップ』
「いやぁーー映画ってやっぱりイイもんですねん」
来年もたくさん観に行こう!って
そんな気分で年を越させてくれる映画でしたよ。

続きに行く前に次点『Sex and the City』
『木更津キャッツアイ』と同じ気持ちで
「待ってました!!!」と4人が出てきただけで感涙。

『イントゥ・ザ・ワイルド』
若者の自分探しかε=('A` )ハァ…って思いも無くはないんだけど
どんなに愚かでも、やっぱり外に出て行く勇気と決断が
あたしには「若さ」の特権だと思うし
なによりショーン・ペンの映像が厳しくも美しかった!

『ウォンテッド』
アンジーの野獣のような視線と身のこなし。
そんな彼女に取って食われるんじゃないか?
草食動物だったジェイムズ・マカボイが
暗殺者の顔になっていく姿に惚れました!

そして第『ミスト』
これはね、世間での映画そのものの評価は
どうなのか分からんけど
ラストの衝撃が一番強かったの。
ぐわーーーん、そう来たか!って。
映画の主人公と一緒になってイラってしたり
道を選んだりしてきて
あちゃーーーあたしの選択失敗かよっ!って。
神様お許しを...( TーT)m

『ノーカントリー』
「怖さ」と「おかしい」のって表裏一体なのだなぁ。
とにかくバビエル・バルデム!!

『イースタン・プロミス』
またまた暗い映画だけど
サウナでの格闘シーン
ヴィゴ・モーテンセンのナニを
見ることに必死だったような…(笑)
映画観ながらずっとキンチョー(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)

『WALL・E』
これはね、今噂されてるアカデミー賞作品賞に
ノミネートされてもいいんじゃないでしょうか?
不変的な映画だよねん。
今年はアニメでは『ペルセポリス』も良かったなぁ。

トップ3その前に!
自分にとって、愛ある「ダメダメ」じゃなく
本当に不快だった「ダメ」映画は『ジャンパー』
今流行の3部作にしようって目論見プンプンで
つまんなかった!
頭の悪い主人公に共感も同情も覚えなかったよ。

で、戻って第『君のためなら千回でも』
日本は格差社会と言われているけど
やっぱり平和な国の訳で。
国を「捨てる」ということ、国を「誇りに思う」ということに
涙が止まらなかったよ。
こういう作品があるから、もっともっと映画を観たい!
本を読みたい!知らない国に行きたい!って思うのだ。

そして第『ダークナイト』
ジョーカー役のヒース・レジャーの死が
観ているこっちの心情にも大いに影響したんだけど
とにかく「漆黒の闇」
理由も無く人を殺す事件が相次ぐ今に出るべき映画。
もちろん『アイアンマン』のようなアメコミ映画のほうが
正しい作り方だと思うんだけどねん。
心にズドーーンと重い鉛が撃ち込まれた気分。

で、で、いよいよ2008年の私的映画第1位

あたしの中のロマンチックが止まらない!
『つぐない』
妄想の「甘い蜜」、そして妄想の「罪と罰」
まさに妄想特急大暴走!!!!

タイプライターの音で始まるオープニングから
キーラ・ナイトレイのグリーンのドレス
ワンショットで描いた戦場シーン
めくるめくロマンスに映画の魅力堪能しましたよん。
+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.

あーーー来年もいっぱい映画を観たい!!