ずっと眉間に皺寄せてましたよ。

別に「つまんない」とか「許せん」とか

“否定”の皺寄せって訳じゃなくて

次から次へと、絶対絶命の連続で

観ているこっちも力、入っちゃって。『ダイ・ハード4・0』


何も考えないアクション映画ってことでは

「成功」なのかもしんないけど

「ダイ・ハード(なかなか死なない奴)」って名の下に

なんでもOKにしちゃってる感じ。

ネタバレになるから言えんけど

「そ、そ、それはないんじゃ・・・∑( ゚Д゚)」って。

そういった意味では、ジョン・マクレーン刑事シリーズなんだろうけど

このシリーズでなくても良かったような・・・。

「1」を映画館で観た時の興奮には、ほど遠いような・・・

少なくとも、あの時の割れたガラスの上を走る痛み、

生身の痛みは、消え失せてしまったよ。

これは、大人になってしまったあたしがいけないのか。

途中から、「この男、バカなんじゃなかろうか・・・」と

何度も思ったしね(*゚ー゚)ゞ

一緒に事件に巻き込まれる青年演じるジャスティン・ロングが

「んな、バカな、何考えてんだ、このおっさん∑(」゚ロ゚)」」

ってのを好演してくれてたから、良かったけど。


とにかく人は死ぬわ、銃撃バンバンだわ

「銃が身を助ける」とライフル協会お墨付きの展開だわ

さすが保守系20世紀FOXの作品って感じ。

一番分かり易いのが、同じ映画会社製作の『24』の

映画版ってとこでしょうか。

ヒーローひとりが、怒涛の活躍でアメリカを救うんだけど

あんな事態になってるのに(書きたいけど書けん)

イマイチ、ほかの人たちの緊迫感が・・・薄いような、ないような。


夏の暑さを蹴散らすには、ぜひっ!

久々に、ハリウッド・アクション大作って感じだったし。

映画館の大画面で観るべき映画ですよ。

褒めてるんだか、けなしてるんだか。