なぜか眠い、異常に眠くて

昨晩なんか、ブログ書きながら寝ちゃった。

下半期初日だったのにぃ。ひえっーーもう一年の半分。


土日とお上りさんのごとく

東京新名所回ったせいか。

って、言うか、眠くても今日から働かねば・・・働かねば・・・

バーゲンでサンダルを買うつもりが

どの店もセール対象外。

なのに、バッグ、パンツ、七分袖のシャツやら

帰り道、買い物袋いくつか手にしてました。ハテ?


あたしなんて、服で着飾ってもどうにもなんないし

私服着るのなんて、土日だけなのに、なに散財してんだろ?

ちなみに、新丸ビルでも、丸の内の路面店でも

今の男の子たちの、ファッション意欲はスゴイね~。

「このステッチが、なんたらかんたら」と要望言ったり

それがカッコイイ人ならいいけど

不細工な男が、のたまうものなら・・・以下自粛。


けど、横浜T屋のル○・○ィト○なんかによくいるヤンキー一家

嫁と旦那は、黒のジャージ(スウェット?)

子供は、後ろ髪の一部だ、尻尾のように長くて

一緒にいる(多分嫁の)母親は、虎か竜模様のセーターに

スパッツ。頭はパンチパーマ。

そういう絵に描いたようなファミリーが

丸の内では、見かけないのはGOOD(o^-')b

これは差別じゃないわよ、TPOの問題です。


逆に、初めての東京ミッドタウンは

こんなあたしでスミマセン(*゚ー゚)ゞ

しろ。さまが教えてくださったチョコレート展には

時間の都合で行けなかったのですが

また行きたいなぁ。

お金は全てでないし、買えない幸せなんていくらでもあるけど

お金で「人は幸せになれるよなぁ~」と

改めて思っちゃう場所です。


一番の目的は友達のお姉ちゃんも参加している

TOKYO illustration 2007 を観に国立新美術館へ。

別の会場ではモネの展覧会に1時間待ちだって。

うへっーーーそんなに並ぶなら

みんなフランスに行けばいいのに

(すみません、今日は上から目線。

マリー・アントワネットですm(u_u)m)

で、TOKYO illustration 2007 

興味のある人は、ぜひぜひ行ってくださいっ!

公式HPはここ http://www.tis-ex.com/

今回の作品テーマは「人間がこれを作った」

負の遺産をメッセージに書く人が多いのも時代性か。

写真が、一瞬の現実を切り取るものなら

イラストは、足したり引いたり、ワープしたり

イマジネーションで、物語は幾重にも広がっていくよなぁ。

錚々たるメンバーと並ぶ友達のお姉ちゃんってスゴイんだぁと

今さらながら思ったり・・・。


また学生からプロの人まで公募で入選した人たちの

作品も展示されていて、そこから湧き上がる

「描きたいっ!表現したい!」

「世の中に認められたいっ!」って熱い念に、うだりましたよ。

そう考えると、あたしって何があるんだろ?

訴えたいアイデンティティなんて、何もありゃしない。

「お金で人は幸せになる・・・」って前言撤回。

自分にとって何が一番大切か、やりたいことなのか

分かっている人が強くて、幸せなのかもしんない。


で、長くなりましたが、

世界でも、自分が何を描きたいのか、

分かっている映画人のひとり

ペルモ・アルモドバルの新作『ボルベール<帰郷>』

この映画を観ていると

男なんて所詮「精子提供者」って役割だけなんかなぁ、と

思うほど、女性のバイタリティ、美しさが溢れる作品。

いや、あたし『バッド・エデュケーション』 のときも書きましたが

今回の内容も、極端な話2時間サスペンス。今は無き『火サス』なのよ。

そこをスペインの荒涼とした大地と、眩しい色彩で

(特に、赤色、紅色、朱色、レッドが鮮やか!)

アルモドバル印の芸術作品になってるの(もちろん火サスも芸術)。

そして、母国語を操るベネロペ・クルスは逞しく美しいっ!!

この人なんでトム・クルーズと付き合ってたんだろ?

今さらながら不思議。

エンディングのイラストにも出てくるけどロータス

そう、泥の中に咲く蓮の花のよう。

前作のように、ガエル・ガルシア・ベルナルをはじめ

男の裸は出てこないけど

「あぁ、女に生まれて(オカマね、訂正)良かった」と

屈しない勇気をもらえる映画・・・


クレジットカードの請求額にも・・・屈しないわっ!!