土・日とヨガをさぼってしまい、心身ともに晴れない週末。
「ダリぃかな~、寝ちゃったらどうしよう?」と思いつつ
映画館に入った『ナイロビの蜂』
いや~、面白かった。ごめんなさいね、ごく一般の観客なんで
つまんない感想で (*゚ー゚)ゞ
さすが『シティ・オブ・ゴッド』の監督・フェルナンド・メイレレス!
“ライオン・キング”に出てくるような“サバンナ”の「アフリカ」じゃなくて
“飢餓”“貧困”“疫病”、あらゆる負のパワーに飲み込まれながらも
それでも生きている人々、街の息吹が伝わってくる「アフリカ」の映像。
『シティ・オブ・ゴッド』を観てブラジルの「現実」に怖れおののいたけど
これ観たら、アフリカ、個人旅行で行けないよ~((((((ノ゚⊿゚)ノ
何よりも、主人公の外交官の妻・テッサを演じたレイチェル・ワイズ!!
彼女の生命力あふれる存在感ヽ(゚◇゚ )ノ
いや、映画の冒頭で殺されちゃうから「生命感」って言葉使うの
不適切なんだけどね。知性や勇敢さって瞳に宿るのだな~。
彼女自身、ケンブリッジ大学時代は、かなりの活動家だったらしいから
ぜひとも演りたい役だったんだろうけど。
死んじゃうのに、出てこないのに
画面にいつまでも残像が・・・こりゃあ、アカデミー賞獲るよな。
彼女の死に、陰謀を感じた夫(レイフ・ファインズ)は
アフリカの人々を使って製薬会社が治験(いわゆる人体実験)している事実を
追っていくうちに、生前、疑問を感じていた「妻の本当の姿」に気づき、
心を合わせていく、サスペンスとラブストーリーでもあるのです。
ああ、もったいない!サスペンスかLOVEか、
日本はどっちで宣伝すればいいのか?
いや、映画として、キャラクターも演出もパワフルだから、
多くの人に、ぜひとも観て欲しかった・°・(ノД`)・°・
テッサ(レイチェル)が、世の中の男性からしたら煙たくなるような
女のわけですよ。物怖じせず、身分も立場も関係なく、
自分の信念のために、ガツガツと前へ前へ。
彼女ほどワールドワイドな強い志じゃなくても、
そういう女性って近場の社会にたくさんいるじゃない。
不正とか、会社のナアナアな主義に、一言物申す人が。
Σ(゚д゚;) はっ あたし?いや、↑そんな正義感も道徳観さえ持ってないし
「長いものには巻かれてしまう」ダメな弱い人間だけど
うるさいじゃない?みんなが「臭いものにフタをしよう」としているところ
また、蒸し返すようなひと言言ったり・・・・あたし、殺される?(((( ;°Д°))))
ちょっと、心配になりました (゚ー゚; 余計なこと言うの、控えよう!
もちろんジャスティン(レイフ)は、保身のために、そんな彼女の行動を
押しとどめようとしたわけではなく、
「彼を守る」ってテッサの意志で、ホントに知らされてなかったんだよね。
その辺の、「愛」の落としどころも、あたしには涙でした(ノ_-。)
あたしが死んだら、うちの相方は、どうするんだろ?
そんなことも考えさせられました・・・・いやっ、何もしねえかっヽ(;´Д`)ノ
虚しくなるから、考えるの止めようっと。