妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

カテゴリ: 映画

『獄門島』は英訳すると「ヘルズゲート・アイランド」?
でも「アイランド」っていうと
あたしの中ではチャゲと石川優子しか思い浮かばんもん。

霧の先に現れた孤島。
嵐に閉ざされた精神病棟
ナチス、ロボトミー実験


うひょーーーあたしの大好きアイテム
けど、「おどろおどろしさ」
マーティン・スコセッシの力を持ってしても
横溝正史先生&市川崑先生にはかなわんね。

『シャッター アイランド』

はじまったばかりなので
ストーリー紹介はいっさいしません。
でも、「謎解きミステリーに参加せよ」
宣伝では執拗にアピールしてるけど
うーーーん、これって、そういう類の映画なの?
それにしては、誰もが想像してる…ギャっ!口封じ!

それとね、今日はひとつ文句言っていい?
いまの洋画の人気低迷、
その大きな要因のひとつ
「字幕問題」を解決しようと、
この『シャッター アイランド』で
戸田なっちの超意訳吹き替えバージョンを流して
今後の洋画配給の動向を探ろうとしてるじゃない?

なんでも「字幕」をつけるのは世界でも数少なく
日本も今後は「吹き替え」主流にするか、って。

あたしはぜーーーったい反対!!!
あたしにとって、映画って「妄想旅行」であって
その俳優さんらの英語、フランス語、韓国語
いろんな国の言語の“音”も含めて、
異国への“旅”なんだよ~。

それをいつも見聞きしてるタレントさんの吹き替え版ッて
断固反対!!(これって少数意見なの?!)

いまの映画興行を支えている客層
50歳以上のシニアの方々が、
「字幕を追っていけない」っていうのは
その年に、自分がなってないから、なんとも言えないけど
もうひとつの柱、若者が「字幕を読めない」
(字幕は、文字数の制限があるから漢字を多用する)
ってのはさ~、そんな「漢字が読めない」バカは
映画観ても「話を理解できないから」ムダ


なんで、こんなイライラしてるかって言うと
『シャッター アイランド』
途中でね、「明らかに違うだろ」って
意訳?異訳?違訳?が出てくるのだ。

あたしは「あーーー、またまた戸田なっち
間違えちゃったのか。映画会社はなぜ正さない!」
って怒り心頭で気が散っちゃったのだ。

そしたら、ラストの事件解明で、カギを握るセリフが
まさに、ソレだった!!

あぁーーー戸田なっちの前科に囚われてしまったよ。
これがミスリードなのか?!


あっ!主役のこと書くの忘れた。
レオナルド・ディカプリオ 大人になったねぇ~。
本当に、この人はいつか必ずオスカーを取る人だと思う。
ただ、ただでさえ寄ってる目鼻口の顔のパーツが
感情的な演技になると、ギュ、ギュ―――っと
センターに!
そんなときなぜか、
目がイッちゃってるときの貴乃花光司を彷彿とさせるんだよね。
これも少数意見か。

好きなもの、もっと書くはずが(すあま、とか…)
仕事に忙殺。その分「脇」に関しては写真載せておきました。

でね、でね、結局“男の人の好きな仕草”
カッコいい人がやるから、好きなだけであって
ほかの人が、缶を開けてくれようが
誰かと指きりげんまんしようが(あたしはコレをやるのです)
どうでもいい人なら、どうでもいい行為。

ただ、あたしの好きな男、外見は分かり易いんだけど
かっこ良くても、爽やかな人、
恋人の親にも気に入られるような人は
「イヤ」なんだ。

だからといって、ヤンキーとかホンモノの「悪」は
怖いけどね。

で、で、映画を観てて「コレだ!!」と思ったのが
『ザ・メキシカン』でのブラッド・ピット
彼が演じたチンピラ ジェリーなのだ!

ええ、映画自体はそんな面白くないの百も承知。
(この映画のタイトル、自分のブログで検索したら
何度も書いてた…)

けどあの長袖Tシャツに半袖を着こなした
ダメダメ男、あれが、あたしのドストライクなのだ。
ジュリア・ロバーツ扮するヒロインみたいに
「うぎゃーーー、おんどれ!出て行け!
もう別れる!別れる!絶対別れる!」

何度叫んでも(はい、何度もやってます)
長女(男)気質か、「あーーぁん、もう!
あたしがいなきゃダメなんだから!!」
ってのが
いいんだよね。

そこで「でへへへへ」なんて肩をすくめて
笑ってくれたら
、 「あぁーーーん もう!
あたしの貯金も、時間も、人生も注いであげる!」
って。

$妄想特急
「なぁ、マリリン、俺が悪かった、許してくれよ」
なーーんて言われたい。***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ

大好きな『キューティ・ブロンド』
主役のエル(リース・あごスプーン)の靴を見て
「プラダね!」と言った証人を
「あなたはゲイね!普通の男は女の靴のブランドなんて
見ないわ」
って事件解決に持っていくんだけど
(詳しいことは映画を観て!すんごい前向きになるから)

あたしも、そうとう「目ざとい」デス。

いや、何を書きたかったかっていうと(回りくどい)
会社の女の子が、髪の毛を切ったのとか
すぐに気づきます。

で、何年も前なんだけど、いつものように
「あっ!切った!あんた『アメリ』観たんでしょ!」って。
ビンゴ!!
悲しいかな、前髪パッツンの「大五郎」にしか見えんかったけど。

$妄想特急
おしゃれなアメリ

$妄想特急
大五郎が分からない人はお母さんに聞いてください。

もちろん、あたしも『アメリ』好きです。
おフランス、クレームブリュレであやふやにしてるけど
あれって、真性ストーカー女のお話じゃん!
一緒!一緒!

で、昨日、北川さんのブログでもやっていた「好きなもの」
あっちにはコメントできないようなネタを。

って書いたのは、タバコ吸っている人が
口の端にくわえ直して
空いた両手で、あたしが「開かなーーい」って
身悶えてる缶のプルトップやビンのフタを
空けてくれる姿。


今日は仕事がバタバタしてるので、合間に書いていきます。
と、思ったら、「好きなもの」を書いて
このブログ、もう何年も書いているんだった!!

“洋雑誌の匂い!”
あっち(欧米ね)の女性誌って、香水の広告に
かげるよう香りがついてるじゃないですか。
あの匂いが好き。日本にいながら異国の気分。

で、逆に「匂い」じゃないけど
男の人の“脇”が好き!
正確には、上げた二の腕から脇。
あたしね、異常に二の腕が細いんですよ。
筋肉ナッシング。腕を伸ばすとね
肘の骨が突出しているんだ。
だから、男の人の太い腕にないものねだり。
でもね、“腕”だけじゃダメなの。
“脇”込みじゃないと、欲情しないのだ。なぜ?

イメージ:マドンナの年下彼 ジーザスくん
$妄想特急

壁に張られた模造紙に
「○○さん、△△さん、●●さん
定年退職おめでとうございます!」

マジックの文字。
そしてその文字を取り囲むように紙で作った花。

アルミホイルの皿にのった唐揚げやお寿司。
蛍光灯の下で安っぽそうに光る料理や
プラッスチックのコップに入ったビールやお酒

カメラを持った部長を呼んで
花束を手に持つ退職者を囲んでの記念撮影合戦。


足を踏み入れた瞬間
「昭和かよっ!」
あたしはツッコミましたよ。
先月末の定年退職者の送別会。
5000円も会費取られたのに、
会場は会社の会議室だし…。

辞めていくひとりが
「今の世の中は、おじいさんおばあさんばかりが
街にあふれていて、こんな若い人たちに囲まれて
過ごしていられて幸せでした」と
涙を誘う(?)挨拶時に、あたしは思わず
「ブハっ゚・。・(ノ∀゚)σ・。・゚
今ここのどこにいるんだよっ!若者が!」

声を出して笑ってしまい、顰蹙もん。

それでも、「みなさん、ありがとうございました」と
挨拶をする退職者見てたら
いろんな世代が在職する
「あーー、古くさい会社で良かった」としみじみ。

いや、なんだか 映画『マイレージ、マイライフ』
観てたら、一週間前のこの光景を思い出しちゃったんだ。
会社に代わってリストラを宣告する人のお話。
この監督、タバコ会社のスポークスマン
(『サンキュー・スモーキング』)
10代で妊娠出産して養子に出しちゃう女の子(『JUNO』)
なかなかシンパシーを得られない主人公を
決して一面的なキャラにはせず、

魅力的に描くからすんごい!!
そして、なにより、主人公を演じるジョージ・クルーニーの
シニカルで、それでいて惹きつけずにはいられない
パブリック・イメージと相まってすんごく良かった。


ただ、世代、既婚独身、男か女か、
それこそ都会と地方どこに住んでるかでも
立場によって、この映画の感想、違うかも。
あたしはこの登場人物たち、そしてストーリーを
好きかと問われたら…
ムムムムム。
まず、あたしはあんな新人入ってきたら速効で
潰しにかかりますよ。(笑)

あんな「心が折れる」どころじゃない
「複雑骨折」させてやる!!
たとえ、時代に取り残され滅んでいく“恐竜”となってもいい。
ネットや利便性だけで解決できない仕事もあると思う。

だからといって、“人と人との繋がり”を
そんなに大切にしてる訳じゃないけど。


かの送別会でも、先輩や同僚たちから
「マリリンは結婚しないのか?」連打攻撃。
「うう、うるせーー、だったらお前ら結婚がいいもんだって
顔しろよー!!」
(このセリフは本当に言い返した)
なんだかイヤイヤ法事に参加して
会いたくない親戚を愛想笑いしながら相手してるよう。

悪意のない「イイ人」の対処も困る、
って この映画観ながら思い返されたんだ。

この主人公は、荷物やら面倒くさい人間関係やら
バックから捨て去り軽妙に生きていく信条を
ふたりの女性との出会いで揺さぶられるのね。

あたしは、この年になって価値観を変えるほど
若くはないし、柔軟ではない。

でも、定年までもあと20年以上もある?!
(無事会社が存続してたら…だけど)
いや、その先だって、新しいことや出会いに
対応していかなきゃいけない……

なんだか、生きていくのって怖くて、大変なんだな。
一本の映画や、演技で、そんな当たり前のことに
改めて気づくのも、また一興。

ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!

月に向かって吠えたかったのだ。
早くも今年ベスト1を上書き保存します!!
『ハート・ロッカー』

じつはここ何日か具合が悪かったりして
仕事も早く切り上げたのね。
でも、家には帰らずフラフラと映画館へ。
この映画を観ずして、明日死体で発見されるのはイヤだ、と。

で、復活っーーヾ( ゚д゚)ノ゛
最初のシークエンスで、もうシャキーーーンと
背筋が伸びて、緊張の2時間強。

眠気も疲労も悪寒も吹き飛びましたよ。

この映画評読むと、決まって「“男らしい”演出」とか
書かれているけど
ヒロイズムもセンチメンタリズムもいっさい排除した
この作品は、“女性にしか撮れない”語り口だと思ったよ。
いや、世間で意味するところの“男らしい”が
イマイチ良く分からず生きてる身なんで…、えへへへ。
逆に“女性らしい”とか書いちゃうと
あたしもその偏見に囚われてるんだけどね。
けど、これある意味、男性より女性のほうが
好きになれる作品の気がする。どう?

興味のないことは、いっさい斬り捨てられる
潔さっていうか、“非情さ”

ヒーローも、正義も悪もいない、
“美学”も“ドラマ”もない。

「戦場は、ただ生きるか死ぬかの場所」
もしかしたら、この主人公のように、
自分の存在意義をそこにしか見出せない人も
いるのかもしれない。ただそこにあるのが「戦場」

それはスクリーンを通しての
すごく安全な場所からなんだけど
中東の爆発物処理現場に立ち会うような臨場感。

もうね、それだけで「戦争なんてやだ!!
ぜってーーー行きたくない!!」

それこそ、沖縄に行ったときおしゃれのために
基地近くで迷彩柄のカーゴパンツやブーツを買った
罰当たりのあたしを許してぇーーって猛省(着るけど)
「日本にも兵役あったらいいのに」
そしたら、性欲のたまった男だらけの宿舎に
可憐な花蕾のあたし、てへ。ヤラれまくり?!
なんて
不謹慎なことを妄想してたあたしを許してぇーー。
(いや、これは、いまだ夢で保管しておきますが)

この映画では有名な俳優も、一瞬で爆破で飛んじゃう。
それはある意味、「戦場」と、それこそ「人生」と一緒で
どんな肩書きでも、人生でも、死ぬ人は死んじゃう。
その潔さに惚れました!キャサリン・ビグロー姐!!
アカデミー賞受賞して良かった。
そのお陰で、日本の映画館で観る事できたしね。
(あっ!『アバター』みたいなメッセージや
物語性を求める人には、苦痛かもしんない。)

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