妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!

カテゴリ: TRAVEL Asia

おれのビッグなバナナどうだい?
チョコレートシロップの味がして
スィーーティーで
食べがいがあるよ、ハニー。


すみません、新年早々下ネタで。

でもさ、日本人(のゲイ)相手には
「こう言えば良い」ってな
定型フォーマットが出回ってるのかなぁ?
デリーの街では
「コンニチハ!」と声をかけてくるのは
だいたい、みなトモダチ♪

「ナマステ!」と返すと
握手をしてきて、その手を自分の股間に
誘導して、最初のセリフを
みんな同じように言ってくるのだ。


「オレのバナナ、試してみないかい?」て。

10年前の僕なら、いや、5年
いや、去年?の僕ならすぐに
「オッケー?そのバナナ
テイスティングさせてよ。
上下の口で!
なんて
ノッてたかもしれない。
あっ、お金目当て?って分かってるよ。
でもいいの!どんな国際交流も
お金が絡むんです!それがオトナの世界です!


ただ、お腹を壊したとき、
普段より締まりが悪かったらイヤだなぁ。

(切実な願い)とノーサンキューですよ。
やだ!がめつくない!
ていうか、外国人にしか声をかけられない
こんな街のチンピラとヤッテもなぁ~。

ちゃんと「ノー」が言える
オトナのおかまになりました。

でも、今回もやっぱりお腹は大丈夫だったしな!
ちっ、1、2本、試しておけば良かったよ。

新しい空港もできてたし
メトロも走ってるけど



街の(裏道の)人々は
20年前と変わってないんだよ!





生ジュースはもちろん
売っているミネラルウォーターが
水道水を注いだ再利用じゃないか
フタがちゃんと締まっているか
確認しなきゃいけないし!
(チャイは沸騰してるし、美味しいし
毎日何杯も道ばたで飲んだけど)



ほかのアジア諸国がどんどん
変わっているのに、
この不変さは、流されない感はスゴい!
さすがB型国家!!←だから好き。



中国のときも大丈夫だったのに
デリーはその大気汚染と臭いと音で
喉をはじめとしたカラダがやられて
マスク着用せざるをえなかった。

しかも、人がどんどん増えてるし!






すべてが混沌としてるカオス!!




ホームレスだか
地黒なんだか、垢なんだか
わからない人のなかを
駆け抜けて(カレー屋さんを探してた)
「オールド・デリー」を
さまよってると
リアル「スラムドッグ・ミリオネア」



そこの「カリム・ホテル」という
レストランのカレーは
人生で1、2番に認定するほどオイシかった!




ただ町は変わらずとも
僕は20歳年を取っていて
今回の旅で、なにを思ったかっていうと
(決して「悟った」とかカッコイイもんじゃない)
「あぁ2016年は45歳、
人生の折り返しは過ぎてる

どうせ「死」のほうに近いんだし
(たとえ今の高度医療で延命しても
自由に、元気に歩き回ったりって、
あと何年あるか分からないじゃん)
インドに次いつ来られるかわかんない!
もう、なるようになれやっ!
僕を騙そうが、襲って来ようが
(優しくしてね♡)
どうにでもなれ!って
覚悟ができてたっていうか
多少のことでは、
ビビったり迷わなくなった。
萎縮してるヒマがあったら
このトラブルも笑っちゃえ!
って。
だから、今回のインドの旅は
すごい楽しくて、楽しくて。


「若いころ、オレもよく旅したなぁ。
インド?ガンジス川に入ったりバカしたよなぁ。」
とか「語る」懐古趣味のおやじには
なりたくない。



「好き」なものは、ずっと「好き」でいたい。
いつまでも、「好き」な旅行は
アップデートして行きたい!
ずっと続けていたい。

20年前は少し苦手だったインドも
楽しめて、良かったよ~




「で、なんで行ったの?
ハンピって、なにがあるの?

聞かれるたびに
くぅーーーーーっ
自分の表現能力のなさにジタバッタ。




南インドを治めてた王国の
都だったこともあって
遺跡もいっぱいあるんだけど







映画『落下の王国』を観て以来
インドの階段井戸を見たかった!



寺院の中にも象!



なんだか、怪しい人もいっぱい!




あっ、これは僕ですよ!



でもね、とにかく、この町は
石が、石がごろんごろんしてるの。
それも巨大な石が!


えっ?意味わかんない?



もうね、百聞は一見にしかず!

右を見ても左を見ても










で、その石がどんだけ大きいかは
横に僕が映ってるので、比較してください。



これ、さっき映っている岩山を
滑らないように登って、頂上のあたり。
(そんなことしている人ほかにいないから
いま、足を踏み外して頭を打っても
誰も気づかない!助けにこない!!)




大地震が起きて
ゴロゴロと転がり出したらどうなるんだろ?



とにかく不思議な景色だった!
そして、そんな岩山を登る好奇心も、バカさも
体力も
あるうちに行けて良かった!!!




ハウ オールダー ユー?

若作りなんてしない!
「自分は若い」アピールなんてもってのほか!
(おしりの)皺の数がおかまの美しさ!


そんなの嘘!

私は誰?ここはどこ?私はいくつ?
初めて、笑ってごまかした!
英語が聞き取れない振りしたさ!


ハンピは、敬虔なヒンドゥー教徒の町で
お酒は禁止!ダメダメ!



(レストランのテレビを覗き見してる!)

なので、遺跡や寺院
メインバザールがある町の対岸
川を越えた向こう側に
アルコール(クスリ?)OKな
欧米の旅行者が集うゲストハウス兼
レストランが、たくさんあるのだ。

その川ってのが、深さは謎だけど
幅は50mもないくらい?
泳ごうと思えば泳げるのかな?
でも、旅行者はボート
もしくは一寸法師みたいなカゴに乗って
行き来するの。



ただ、その渡し舟(20円)の運行時間は
朝から夕方6時くらいまででなかなか不便

陸の孤島?海外ミステリーみたいじゃん!
なんて、心配は杞憂に終わり



川を渡るとそこはパラダイス。
欧米の若者たちが
のんびりとカフェで
スマホをいじったり、しゃべったり。





はしゃいだり。



町往く現地の人たちは
「ナマステ!」と挨拶してくれて。



なに?誰も悪い奴の目をしてない!!
インドとは思えない、穏やかな時の流れ!

ただ、ホテルがないの。
この年でゲストハウスに泊まるとは!



歓迎してくれるホストファミリーは
ブロークン英語でまくしたててきて
会話にならない自分の英語力に落ち込み。

水シャワーに、紙を流せないトイレ
蚊帳つきのベッド
内庭での朝食はハエを追い払うのに大変。




(その庭には、部屋を借りず
自らのテントをはって←下ネタじゃない
寝泊まりしてる強者どもも)
あぁ、僕、この年になって
何やってるんだ?


いやいや、この年にもなって
こんな旅してる自分って!おかしい!!


ヨガの案内に入ってみれば
1時間半400円くらい
かなり本格的でキツかったけど
欧米の若者たちに交じって。



いや、レストランでもお茶でも
どこでも、若い欧米人やインド人たちに
ニコニコとしゃべりかけられて

「ハウ オールダー ユー?」

「お前らの親より上かもナー!」

おかま 44歳
いろんなものを失って
いや、そもそも、失うものさえ
手に入れられず

(結婚したかった!子ども欲しかった!
フツーの女の子になりたかった!)
記憶力や体力の低下は
誰よりも分かっております!!

ハンピ?

世界を旅している人のブログを
いくつか見たら
「一番良かった場所」
「インドらしくない場所」

何人かが挙げてたのが、
「ハンピ」という町だったのだ。

どこだ、それ?

飛行機も飛んでない、
鉄道も走ってない
スリーパーバス、なんじゃそりゃ?
乗ってる間に、荷物の(カラダの)防犯は?
トイレとか大丈夫?

あぁ、めんどくせぇーーー(;´Д`)ノ!!!

行かない“言い訳”探してたんだけど

面倒くさいことに、立ち向かうのが
僕の唯一のセックス、いやいやいや
セールスポイントじゃないよ。

デリーから国内線でバンガロールへ。
そこから二段ベット形式の
スリーパーパスに乗って7時間

ハンピの町に着いたのは
朝の5時半。
ヴィルパークシャという
町の真ん中の寺院に
揺らめくライト

そして、参道にひしめく人たち





えっ?今日って何かのお祭り?←フツーの日
そして並行して流れる川には
さらに、人!人!人!!
沐浴してるよ!!





ザ・インド!!の光景に臆したのも束の間
住民もそして旅行者も
みーーーんな笑顔のこの町だと
こっちまで自然に笑みがこぼれるっていうか
「楽しもう!」ってポジティブになるんだよ。




そして、とにかく子どもたちが寄って来るの。
修学旅行先なのかなぁ?
同じ制服を着た、品の良い子どもたちが
わぁーーーーと。
誰もお金をせがんでこない!←インドらしくない!



どこに行っても
3年B組、金八先生っ!!!



僕、子ども好きじゃないし
「でも、寄って来ちゃうんだ」って
子どもに愛されアピールするつもりはないけど…
珍しかったのかなぁ?
妖怪ウォッチとかポケモンとか、子供心に
「異形のもの」に惹かれる感じなのかな。


しまいには、芝生に円陣を組んだ
子どもたちに、「あなたの国について
話してください」と教師に頼まれ…




アホか!
僕の貧困な英語ボキャブラリーで
「最近の日本は右傾化が進み…」なんて
語れるかっ!
しまいには全員と握手。
やだ!主演映画のプレミア会場に
登場したハリウッド女優みたい!




トモダチに写真を送ったら
海外協力派遣隊かっ?!と。
そう、黒柳徹子のユニセフ親善大使目指します。
いや、偽善ですね。
本当は海外慰安婦になって
国際交流を深めたいんだけど…。


それにサリーってやっぱり美しいね。
色とりどりに気分が華やぐっていうか






すれ違う人すれ違う人と
「ナマステ!」「ハーーイ!!」


遺跡や寺院を回るのにお願いした
リキシャーのドライバーも最初から
ガイドブックに書かれた通りの金額だし
つい、気が緩んで荷物を置きっぱなしにしても
全然安全(マネしないでください)
レストランとかでも、店員さんが
チャイおごってくれるし
(カッコイイ男の子たち
やっぱり僕のカラダ目当てあったのかなぁ?
そんなことない!!)
なにより、食事が欧米の旅行者向きで
ピザやパスタやパンケーキもあるし
カレーがね、チキンバターや
マンゴとか、辛くなくて食べやすいのだ!!



バイクは怖くて乗れなかったけど
自転車で、水田、ヤシの木の下を
こいでいると





あらやだ!『食べて、祈って、恋をして』の
ジュリア・ロバーツみたいじゃない!!


やっぱり「気分が上がる」と
どこでも、世界の涯でも
女優!女優!!女優!!!

昔は繊細で儚げな少年だったと思うんですよ。
それが旅を繰り返すうちに
お腹を壊すことも滅多にないし
知らない人の後についていっても
病気になったり、殺されないんだ。
(ダメ、絶対。)
どっかで自分の強さを過信してたのかも。

今回の旅先を離れる日
深夜バスは2時間来ないし
しかも乗り場のバス会社には、
事務所の人は誰ひとりいないし!
なんの説明も謝罪もない
(# ゚Д゚) ムッカー
乗り込んだバスは
行きと違ってトイレ休憩もないし
揺れまくるし、
目的地のバンガロールについたときは
車酔いで気分が悪くなってたの。
「あぁ、髪の毛、顔を洗いたい」
その前に、バスの遅れで
飛行機の時間がヤバい…
急がなくちゃ…

そんな負のオーラを出してる時に
言葉巧みに寄って来るのは、
やっぱり悪いインド人

まぁ、でも相場の倍くらいなら
払ってもいいや、早く空港行かなきゃ!

OKしたんですよ。
そしたら、そいつも倍の値段で
手を打っときゃいいのに欲が垂れ流し。

遠回りしたうえに、「マイフレンド」って
別の男が待ってたタクシーに
乗り換えろとか言い出して
その「フレンド」にも金を払えというし
しまいには、止まったガソリンスタンドで
「ガソリン代を払え」って。


ハァ?はぁーーーー?!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

「ここどこだ?」の不安より
自分の中で「こいつらの欲に
飲み込まれる!
「NOっーーーーーー!!」

プチーーーンとキレて
車から飛び降りたよ。
εε=ヽ( `Д´)ノ ウワァァァン


ちょうど走ってたリキシャーに
飛び乗って逃げようとすると
車で追いかけてくる悪者ふたり組。
カーチェイスのように
並行しては、わめきたててきて
ついに、乗ってるリキシャーの前に
車を割り込んできて
無理矢理止めてきたのだ。

「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ拉致される!!」と
「NOっーーーーーー!!」
「バーーーーーカっ!!!(# ゚Д゚)ダマレ!!」と
あらん限りの大声で叫ぶ僕。

そしたら、そのリキシャーの運転手(ハナ肇似)が
僕をかばってくれて、走り出してくれたの。
それでも追いかけてくる奴ら。
(追いかけてくるヒマがあったら
ほかの客を探せばいいのに!)
そしたら、バス停でハナ肇が
いきなし停まり、「な、なに??」
(正直、まさか引き渡すつもりじゃ?と
疑心暗鬼で怖くなったけど)
「空港行きのバスが来たら
教えるから、それまで中に隠れてろ。
バスに乗り込めば、あいつらも来ない」
と。
で、無事、空港バスが来て
空港にたどり着いたんだけど
あのリキシャーのハナ肇おじさんに
僕は、ちゃんとお礼言ったかな?

「サンキューサンキューソーマッチ」って
手をつかんで、メーターの正規の金額より
多めに渡した気がするけど
あまりの怖さに、
「あなたがいて、どんなに助かったか」
ちゃんと言えてたのか自信がない。

あぁ、ありがとうございます。
(ってここに書いても仕方ないけど)

そうだよ、これがインドだよ。
気を抜いてちゃいけないんだ。


いや、この何日間
あまりにも、優しさに包まれて
いい人しかいない町にいたから

危険への防衛本能が疎かになっていた。
そうだよ、「インドで一番素晴しい町」
「何日も、ずっといたかった」ていう
多くの旅行者のブログを読んで
この町に来ること決めたんだ。
そして、実際に、ほかのインドのどことも違う
いや、世界の中でもダントツで良い町なんでは?
もしかして、あれは全部夢で
桃源郷だったのでは?って町

「ハンピ」
新年はそんなハッピーなハンピのことで
はじめたいと思います。

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