妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

カテゴリ: BOOK

『大奥』の最新刊を買いに
書店に行ったら、なにやらすごい思いのこもった
書店員さんのPOPに
衝動買いをしてしまったのが
上野顕太郎さんの『さよならもいわずに』

初めて知ったマンガ家さんでした。

年末進行で忙しい師走のある日
突然奥さんを亡くしたマンガ家さんの
最後の数日(数時間?)
そして“喪失”を描いた渾身の自伝マンガ。

男の人向けのマンガかもしれない。

妻が死んだら、男の人は衰弱するか
すぐに再婚するかしかないのだろうなぁ。


人の死、しかもノンフィクションのお話だと
正直な感想書くのも憚れるね。

今日は、高校時代からの親友
去年「さよならもいわずに」ガンで急逝しちゃった
女友だちの1周忌で、お墓参りに行ってきました。


実家から、東京とは逆の方向の電車に乗って
すごい田舎に来たような
海と軍艦を、山間に見ながら。

思い出すのは、どうしようもなく
くだらない会話ばっかり。


あたしの友だちは、今から覚悟しといてください。
あなたたちが死んでも
あたしは絶対美化しません。
あなたたちと笑ってやり過ごした不幸話
若気の至り、ボケたやり取り
そんなことしか思い出さないよ。


「夜中にごめん、でも起きてたでしょ?!」
「ねえ、聞いて!」「もう別れる!!」
「○っ子、バカじゃない?!」

何度電話したかな?何度メールしたかな?

野田聖子はすごいなぁ。
世代なのか、名前なのか
“松田聖子”世代って
結婚も、子どもも、仕事も、
そして“女としてのときめき”も
あらゆるものを手にしていくパワーを感じる。


反して、愛だけを求めてたようなのに
歌に、人生を飲み込まれちゃった明菜ちゃん、


次々と抗えない運命が襲いかかる安室ちゃん、
そして、新曲が出るたびに
ニュースが起きてた浜崎あゆみ。


そんな時代の「歌姫」たちに較べて
その足で、着実に歩いてたかのような
キョンキョンこと小泉今日子さん。


彼女が昔住んでた原宿を
撮影しながら
十代からの思い出を綴った
『小泉今日子 原宿百景』
読みました。

こ、濃ゆいっ!人生濃すぎ!!
キョンキョン、あなたもやっぱり
濃い影を落としちゃう。
強烈な光、スターに生まれる宿命だったのね。

いや、正直立ち読みで済まそうと
思ったんだけど
(値段の割に、文字数少ない気がして、てへ)
小泉さんの文章力もさることながら
その“死の影”や家族への思いに
「彼女は一度、すべてを受け止めてから
闘うのだな、人生に」としみじみ。


流されるんじゃなく、かたくなになるんじゃなく
変わらずに、変わっていく。

だから永遠に“キョンキョン”

後半の楽しそうでオサレな交遊録より
アイドル人生のほうに
あたしは、やっぱり血が騒ぐ。
家の前に置かれていた猫のお話に
人間の悪意を叩きつけられて
あたしは一瞬フリーズしてしまった。


そして、今日、会社の人のTwitterに
あたしに関するツイートがあること
知って、目にしたのね。
パソコンの画面に現れるあたしの名前に
(そんな悪意を感じたわけじゃなく
たいしたことじゃないんだけど)
不特定多数に流れていくあたしの名前に
ちょっと恐怖を覚えてしまったのだ。


こうやって、あたしも芸能人のこと
好きなだけ書いてるし
誰かを傷つけてるのかもしれない
それが当たり前のネット社会。
有名人の方たちは
もっともっと心を削られていってるのだろうな。

それでも、光の道を歩かなきゃいけない
いっぱいいっぱいの人に照らされて
キョンキョンは歩いてくんだな

「なんのために仕事してるんですか?」

突然聞いてきた同僚に
同じ質問をしたら、彼はなんて答えたんだろ。

あたしは今の生活が続いていけばいい。
いま、一緒に働いている人たちと
ずっとこのまま、同じように働いていければ。


いまいるメンバーで
ずっとずっと一緒に捜査していけると信じてた主人公が
いつか、別れがくることを知り男泣きしてしていた
清水玲子さんのマンガ
『秘密 トップ・シークレット』

前にもここで書いたけど、
犯罪被害者の脳を取り出し
生前の映像記憶を再現する技術を駆使し
難解な事件の真相に迫る科学警察研究所のお話。


ハリウッド映画や1エピソードに何億もかけている
アメリカのドラマに引けを取らない傑作だよ。

このお盆にでも、読んで!読んで!

とか言って、いつのまにか新刊が出ていた(@Д@;
早速夢中になって読んだよ。
「(´Д`)ハァ…、すごい」と
その類いまれなる想像力と
描かれる事件のやるせなさに吐息。


あたしの脳が見ている景色や認識している世界は
ほかの人と一致してるんだろうか。

誰も人の視界を見たことなんてないから
わからない。

それでも同じ世界を見たい人と
あたしは接して、傍にいたいと思う。


仕事も同じ。
仲良しクラブの意味じゃない。
なるべく見たり、感じたりする「世界」が
共鳴できる人と一緒にいたい。


もしかしたら一目ぼれや、
何十人も、何百人もいる学校や会社で、
なぜかしゃべりたくなる人は
自分だけが見えるオーラ(?)や
光みたいなのを発してるのかも。

あたしは、そういう人には必ず寄っていくもん。
夜の蛍光灯に群がる蛾のように。
(本当は蝶と書こうと思ったけど、
こんなとこところで、謙遜してみる)

最近、中途入社をしてきて、気になる人がいたんだ。
フロアも違うし、仕事で関わることもないし。
まぁ、交わることもないかなぁ~と諦め。


そして、事件は昨日起こったのだ。
あたしは、身振り手振りが激しいのだけど
そのときも、別のフロアで、人としゃべりながら
このあふれる思いを(ただの下世話な話)
手をぶんぶん振って、力説してたのだ。

「むにゃ」
アレ?なにかが手のひらに…
ありゃ?なんだ?このカブトムシの幼虫のような感触は。

あたしの下から振り上げた手の先には
(*゚□゚*)ぎょぉぉ!
そう、最近気になってた人の股間がすっぽり。
横の給湯室から出てきた彼の
その彼のナニを、手のひらで包み込んであげてたのでした。
(世間の荒波から)
彼は、今にもこぼれそうなコーヒーカップを
両手で押さえ持っていて
驚いたように、あたしを凝視!!

∑(゚□゚*川んぎゃーーー、
なんちゅうファースト・コンタクト!!!

ベタな少女マンガや80年代ドラマでは
ぶつかった拍子に、コーヒーが洋服にかかってしまい
「ごめんなさい!」とそれがきっかけで
ふたりはスタート!っていうのはあったけど
コーヒーはセーフ!でも股間はアウト!って
聞いたことないよ!まぁ、あたしらしいっていうか…。
いつもの癖で、反射的に揉んだり、いじったりしなかったのが
不幸中の幸いか。


あうっ、あたしのトップ・シークレット。
彼の目に、あたしはどんな風に映ったのだろうか?
彼の脳に、あたしはどんな風に認識されたのだろうか。


ふっーーー。

やっと読み終えた。

ダン・ブラウンの『ロスト・シンボル』

文字も大きいし、行間も広いし
「上下巻にして金儲けしよう」という
出版社の魂胆見え見えなんだけど


読んでは、はぁーー
読んでは ハァ?の繰り返しで
ぜんぜん進まないんだもん。

あたしは「フリーメイソン」に興味津々で
親戚や友だちがワシントンDCに住んでたり、で
小説に出てくる建物とかの土地勘が
ちょっとあるから楽しめたけど
うーーん。
どっちかっていうと
――週刊「フリーメイソン」
ディアゴスティニー 
初回は謎のピラミッド付きで780円
って
世界だよ~。(いや、出してないけど)
無理やりの解説ばっかで
人間が描けてないから
(肝心の謎は、すぐに分かってしまうしね)
これ映画化するの難しいんじゃ?

そして、あたしの最近の謎。
「トム・ハンクスが無意味に脱ぐ!!」
えっ?!そう?!とみなさんはお思いでしょう。
たとえば「ブラッド・ピット肉体改造!」とか
話題になるようなキャラじゃないしね。
でもね、このロバート・ラングトン教授シリーズの
『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』でも
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』でも
彼は、むやみやたらと脱いでいるのだ。

自慢したい体でもなかろうに…
“ミスター・ハリウッド”じつは露出狂?!

で、それを知ってか知らずか
今回の『ロスト・シンボル』では
もう、思う存分すっ裸になれるシーンがあるんだよね。

しかも、かなり重要なシーンだから
映画でも必ずあるハズ。やったね!トム!!
原作者ダン・ブラウンの思いやり精神なのかな。

このブログでも好きなマンガを
いろいろ紹介させてもらってますが
これがまだだったかも。
『Papa told me』

いやね、いまだ「いつ読んでるの?」と
聞かれるんですけど
マンガ読みまくってます。
さっきも『GANTZ』新刊の
圧倒的な世界観にドキモ抜かれました。
『君に届け』 『ちはやふる』
の新刊も買いに行かなきゃ!

で、家で本棚を整理してると
アレっ?!あたし、このマンガも全巻持ってるんだ?
ビックリすることしばしば。

あたしは子どもがキライです。
知人友人からの年賀状に印刷された子どもの顔を見て
「あーー、やっぱり親が平凡な顔だと
子どもも人並の顔だなぁ。
よく恥ずかしくもなく、何十人にも(何百?)
こんな子どもの顔を送れるよなぁ。
それでも親は“かわいい”と思ってんのか?」

年明け早々、自分を毒で満たす
子ども年賀状が憎いのだ!!


世間を分かったようなしたり顔の子役も
大っキライ。
子ども店長も、演歌の女の子も
「大人に消費されてしまえっ!!」
と意地悪おじ(ば)さんに。
でも、今回の『Mother』の
芦田愛菜は別ね。もう彼女には幸せになってほしい!


そんなあたしにも、
「あっ!子ども欲しいかも」
リッキー・マーティンみたいに
養子をもらうゲイになりたくなる瞬間があったのです。
『モンスターズ・インク』のブ―と
『Papa told me』の知世ちゃん。


そう、なぜ今 このマンガを読んだことを
思いだしたっかって?


昨日、大学時代からの友だちに会いに
名古屋に行ってきました。


$妄想特急
ひつまぶしー。

大学1年で出会って20年!!
新宿歌舞伎町で酔っ払って恋話をして大泣きしたり
サークル合宿での朝、
髪の毛についた吐瀉物を洗ったり
(いわゆる寝ゲ○ってやつですね)
それから20年、卒業してからも
結婚前は月一で会い、
結婚した旦那さんの転勤先アメリカまでも会いに行き
何かあるごとに彼女に話を聞いてもらってたの。

だからね、彼女の子どもたちに向ける感情は
何よりも「取られた!」
ええ、あたし、いますごい大人げないこと書いてます。
人ととしてダメ人間なの分かってます。

そうなの、10代、20代の頃のあたしは
今以上にブレーキ壊れた暴走ダメ人間で
彼女だけでなく、高校、予備校、大学
学生時代の友だちの子どもが産まれたときは

「おめでとう!!」って喜びと同時に
「あっ!もうあたしのことだけを
心配してくれる訳ではないのね。
それ以上に無償の愛を注ぐ相手ができたのね」って
ちょっと寂しさもあったんだ。

(まだ、ひとり独身者がいるから大丈夫か)

で、日本に帰国し、またもや旦那の仕事で
名古屋に行ったその友だちに
じつはここ1ヵ月の情緒不安定ストーリーの
思いの丈を、丸一日語りつくそうかと思って
名古屋入りした訳ですが


待っていたのは、彼女のふたりの子どもたち。
4歳の男の子は社交的だと聞いてたし
一度会ったことあるのだけど
問題は「恐怖の2歳児」の妹のほう。
すごい人見知りするって聞いてたから
泣きわめかなきゃいいなぁ、と危惧してたら
杞憂でした。
って言うか、怖いほど、友だちもあたし本人も
ちょっと引くほど、子どもたちふたりが
あたしにピッタリ寄り添って、離れないの。


そして、あたしも……
(*≧д≦)カッ(*≧Д≦)ワッ(*≧∀≦)bイイ♪

いや、元々その友だちって言うのが
美人で有名だったんだけど
とにかくかわいい!!!
人って、無垢な気持ちで
必要とされたら、うれしいね。

もうね、写真で紹介したいくらい。
いや、芸能人がブログで自分の子どもの写真載せるたびに
「あんたら、津川雅彦さんと朝丘雪路さんの事件知らないの?
顔載せちゃ、危険でしょ!!」って要らぬ心配するんですけど

気持ちがちょっと分かった。
会社で、大した顔でもないのに、子どもの写真を
パーテーションに貼ったり
パソコンのデスクトップにする人の
気持ちがちょっとだけ分かったよ。


あたし『Mother』に感化されたのか
母性が目覚めましたよ!!!
ヒ―ヒ―フー!!早速分娩練習!!

って、たった一日だから思えるんだよね。
世の「親」はエライ!!


「マリリン 描いて!描いて!」と

$妄想特急

しまじろうに、ドラえもん、キティにトーマス
下手な絵を出血大サービス。


ただ子どもたちの「何してるとこ?何してるとこ?」
攻撃は面倒くさくて


「しまじろうは夫婦倦怠に悩まされ
キティは更年期障害に怯えてるの」って答えたら
友だちに怒られましたが……。


なーーんか、自分の悩みなんて
どうでもよくなった。

この子たちの未来が健やかで
輝く希望に満ちてれば!

なーーんて、ミス・ユニバースの
最終質問の答えみたいなこと書いてみる。


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