妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

カテゴリ: BOOK

「まさに私が彼に求めているのは、
若さと顔とチンコだけなのです」


経済力や社会的地位、話の面白さやインテリジェンスなんて
まったく要りません。


著作『ハメルンの笛吹き女』での
岩井志麻子さんが
韓国、ベトナム、新宿歌舞伎町の中国人マッサージ師との
どスケベ三都物語の末に、この度再婚した18歳下の韓国人を
(ずっと付き合ってた韓国の内縁夫ではない)
評した言葉です。

分かる!分かる!分かる!
って、相方さんはもはや33歳で
「若い」とは言えませんが。
年とともに変わってきたのが男へのスタンス。
依存心もないし、
あたし自身が中身(外見も)汚れてますし
相手に、「内面」なんて求めません!


フト気づくと最近下ネタ話、エロ話って
とんと遠ざかっているんすよね~(遠い目)

クドカンが文春の連載で書いてたけど
下ネタ……“ネタ”っていうくらいだから
面白くなきゃいけん。

思春期以来、お互いの経験を報告し合ってる
高校時代の女友達らは、今や
「ダンナに触られるのもイヤ。
勝手にオナニーしてろっ!」
ですもん。

岩井さんのこのエッセイの中で、
膝を叩いたのは
今まで何百人の女性と性交してきた
ある有名男性作家ふたりのお話。
Aさんは克明に人数や行為を覚えてるんだけど
もうひとりのBさんは
「二桁や四桁ってことはないな~」程度。
そんな両名のことを、岩井さんは
「Aさんにとって、SEXは“イベント”
Bさんにしたら“日常”」


いや、ヤッてる数でどうのこうのとか
「上手い、下手」「慣れてる」とかの問題じゃなく
(いや、あっしは下手なんだろうけどさ)
どーでもいいっていうと言い過ぎだけど、あたしも
SEXしたからって「特別(イベント)」にはならん。
(もちろん「体から始まる関係」はあると思います)
だから誰とヤッたか、そもそも初めての相手さえ
記憶にございません(妄想じゃなく)。
別に「冷めてる」って訳じゃないよ。
逆に熱くなりすぎて、
「こいつ、俺のこと好きなんか?」って
誤解されるもん。
行きずりの相手に
「俺に毎日ホラれたいんかぁ、あぁ?
毎日、俺のちんぽ欲しいって言うてみぃや」
とか
調子にのらせて、この手のセリフ言われるもん。

(“タチ”の人って、行為中必要以上に
男性“性”を強調するよな~。好きなんですけど)
でも、そんな言葉も、後ろから抱きしめてくる手も振り払い
ハイ サヨナラっすよ。

全然“情”が湧かんのです。
どんなことされても、引きずらんのですよ。
なので、ヤッた相手と平気で会える。
昨日の夜ごはんは「カレーライスだったな」くらい。

酔いつぶれて見知らぬ人とヤるより
飲み会の乾杯で「ルネッサーーンス!」と
杯を上げるほうが何百倍も恥ずかしいし、
やったら落ち込むだろうよ。(いや、先日やってる人たちがいたので)
それに、すれ違う瞬間に手が触れたり
特別な言葉を投げかけてもらったほうがドキドキするさ。

アレ?、何が書きたいのか、まったく忘れちまった。
エェエェエェエェエェ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


男であるあたしにとって、生殖行為ではもちろんないし
メイクラブとも違う。

神聖化もできんし、逆にキライでもないし
こんな不細工で、30後半のおかまに
勃ってくれる人がいるのかーー☆⌒Y⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪

あたしなりの「自分探し」みたいなもんか。てへ。

うーーーん極論言っちゃえば、
SEXはネタ?(「寝た」とかけてる訳じゃない)
それこそ笑える下ネタにしたいんですよね。


いや、岩井さんのエッセイを読むたびに
そうなの!そうなの!ってうなづきつつ
あたしは一体、後何回出来るのだ??
(“ネコ”は相手勃ってこそですし
自分のモノもね~、いつまで、なんすか?神様?)
あたしも身体を懸けて、まだまだ精進せねば!
奮い立つんですよね。心も、股間も。

もーーちろん、エロネタだけでなく
客観性を持てないイタイ人たちのエッセイも秀逸。
東スポで連載されていただけあって
“東スポワールド”炸裂。
あたしは通勤途中、笑いをこらえるのに必死でしたよ。
って、あたしも他人から見たら、イタくて、危ない一般人か。
岩井さんのテンションで、
妄想特急、本日は少し暴走?いや脱線。

あんまり喋ったことのない会社の男子から
TORAYA CAFEのあんパンもらったよ。
「マリリンさん、いつも甘いもの食べてるから」と
わざわざ買ってきてくれたんだって。
ヽ(゚∀゚)ノ うぇ────ぃ♪


あたしはモノをくれる人にはなつくのだ。餌付け。
ハテ?なんか弱み握ったかなぁ?

本当に四六時中甘いモノ食べてるせいか
職場の人がお客様からお菓子をもらってくると
必ず、あたしの元に来ます。
「数が足りないから、女子だけね」って時も
回ってきやっすっ!
「欲しいっ!!」って挙手もしますがね(*゚ー゚)ゞ

そんなあたしが、もらったことのないもの
それは
 「恋文」
ラブレターフロームカナダー@畑中葉子ですよん。
下駄箱開けたら…なーんてシチュエーション憧れたなぁ。
うちの高校は、教科書も、体育のジャージも美術の画材も
ぜーんぶ置いておける大きなロッカーが割り振られ
鍵付きで、誰かがあたしにラブレター届けたくても
入れること出来なかったのさ。
せっかく勇気を持ててもねぇ~。

ってそういう問題じゃないか。

相方さんなんて、学生時代
電車内や通学路で突然だったり、
家まで持ってこられたり
ラブレターや、誕生日プレゼント、バレンタインのチョコ
しょっちゅう手渡されてたんだって。
話大袈裟だとしても、羨ますぅぃーーー。

あたしは告白推進派です。
たとえ断られたとしても
女性に告白された男は絶対うれしいハズ(思い込み)
何日かは気分イイだろうし
その先も記憶に刻印されて覚えててくれると思うもん。

メール全盛の今、「恋文」いいなぁと
久々に思ったのは、会社の子が貸してくれた
ジョージ朝倉さんのマンガ『恋文日和』を読んだから。
手書きの文章で起こるラブストーリー連作、心に届くよ~。

∑(゚д゚*)あっ! 思い出した。
あたしが20代前半、メールもネットさえも普及してなかった頃
ゲイ雑誌の恋人募集投稿欄に出したら
返事がたらふく来たんだ!

(親が海外出張している友人宅を返信先に設定したの)
裸の写真が入ってたり(アピールタイム)
達筆のじいさんからだったり
「返事を絶対ください」って切手が同封されていて
その切手を間違えて舐めて使ってしまい
「うげぇっ!」と思ったり……
その中の何人かと待ち合わせしてすっぽかされたり
「ぜってぇムリ」とお茶だけで逃げたり、
即ホテルに行ったり。
なぜか当時は
「本当に好きな人としか最後までヤラない!」なんて
純情ぶって?スマタで終わらせたりしてたんだけど
そっちの方が風俗みたいか。

アレ?なんだか書いてたら、
胸をしめつけるような「恋文」話から
どんどん遠ざかってる気が。
「恋」じゃないか、「ヤリ」目的か。
なにはともあれ『恋文日和』にキュンキュンし
吉田秋生さんの『海街Diary2 真昼の月』
しんみりし、真夜中(明け方?)のマンガ時間で
相変わらず寝不足なあたしです。


あっ みなさんからのコメントを「恋文」だと思ってます。
ハイ。(*'д')b 取ってつけたように。('∀'*)エヘヘ

「ねぇ 断食道場行かない?」

友人キリ子から、突然のお誘い。

ハァ(」゚ロ゚)」 どう考えてもあたしを誘わんとこでしょうよ。

「ヤダ。でも連休どっかに行きたいっ!」

「んじゃ、オーベルジュ」

あんた、痩せたいのか、太りたいのか分からん(p≧皿≦q)

てな、訳で急きょ伊豆にあるオーベルジュに行ってきました。
実家のパソコンからじゃ 写真がUPされんので
それはまた後日。
丸の内OLのキリ子は、金曜日の夜、仕事を終えた足で
東京駅からそのまんま先に伊豆入りしてたんすよ。
女ひとりで温泉宿、って“昭和”なら「自殺しに来た客」で
要注意人物じゃないですか。
それが今や、全然OKだもんね。
後日、そんな彼女を追いかけて
あたしは実家からゆるーーりと東海道線各駅停車の旅。
いや、近いっす。伊豆。
何度も訪れた地域だけど、いつもは誰かとドライブがてら。
それがひとりガタンゴトンと揺られ
ふと目を上げた先に海が見えると
今さらながら、旅行テンション上がりますね。


そして今回、旅のお供に携えた本が
めっちゃくちゃ面白くて、
もうどっぷり、その世界に浸り、いつのまにやら
「熱海~、三島~」そして読み終える頃には
「次は修善寺~」だったんですよ。

その本の名は『ストロベリーナイト』
ヽ(゚、。)ノ コケッ
「ちょっと、エッチなミルキーっ子」
中森明菜のデビュー時のキャッチフレーズみたいじゃねぇかっ!
なんだ?その甘ったるいタイトルは?!と
思ったあなた!ノンノン!ノン!

ビニールシートに包まれた死体発見から始まる警察小説
それも読んでいるうちに_orz...ォェェ となりかねない
描写もあるエグいサスペンスですよ。


「こんな警察小説を待っていた!
このスピード感、このハイテンション!
こいつは面白すぎる!」


わが横浜が誇る書店・有隣堂の書店員さんが
その読後の興奮が醒めず、このキャッチコピーで宣伝しまくって
全国に火がついた小説らしいの。
あたし、じつは高村薫さんや横山秀夫さんらの
堅く重い警察小説って、ページを進む手が遅くなるんですよ。
でも、これは作家の誉田哲也さんが
自ら執筆する時、その登場人物に実在の俳優を
キャスティングし、そのキャスト表に顔写真を添えて
想像しながら書くそうなんですよ。

だから、もうね、映画やドラマを見ているような疾走感で
文章を読んでいけるの。

主人公の姫川玲子をはじめ、キャラクターが濃くて
(全員生き生きとしてて)
男尊女卑、キャリア重視の警察社会にマジで憤り
女刑事を娘に持つ家族の、上司に持つ後輩の思いに胸を打ち
なによりも玲子が警察を目指したエピソードと
生と死を背中合わせの職業「警察」を選び、
人生を賭けて、業務を全うしていく篤い姿に、涙腺が緩みましたよ。


たとえば『永遠の仔』とか『模倣犯』とか
時代を映し出す名作と人に薦めるほどじゃないし
事件の背景や結末には既視感あるけど
タイトルで食わず嫌いせずに、
とにかく読んでみて。

通勤の行き帰りや、家事の合間に、
読んで「得した~!」と思えるよん。(たぶん)
なんでもシリーズ化されてるってことなんで
あたしは早速続きが読みたいよ。(。・▽・)b

~いくつになっても、恋をすると少女のまま。
恋愛なんてちっとも上手くならん (pT-T)p~

なーーんて思ってたんですけど
先日、何年かぶりに、魚喃キリコさんの
『strawberry shortcakes』読んでたら
うわーーー痛い、痛いよっーーーと
10代後半~20代の恋愛の痛みを
体が、心が、思い出しましたよ。


でも、それは過去。

軽ーーいノリで、相手の重荷にならんよう気楽な声色で
断られても、大丈夫なように、一番最悪なパターンを想像して
(全然大丈夫じゃないけど)
誘いの電話をかけて、もしOKがもらえたら
「会える!会える!会える!」と
好きな人に向かって駆け出した夜。

思考と行動がもうバラバラ バラバラ
その笑顔を自分だけのもんにしたいのに
言葉にして失うのが怖くて、こっちがヘラヘラ笑って。
もしここで自分が死んだら
この人泣いてくれるんのかなぁ~とか
会わない日々のなかで、あたしのこと
少しでも思い出してくれるのかな~?
勝手に望んで、勝手に傷ついて
好きで好きで好き過ぎて
大っ嫌いで、恨んだこともあった恋。


いやーーー、そういう恋の仕方はもうしないっすね。
これが大人になったとか、打算的になったとかじゃなく
(いまだ感情をコントロール出来ないし)
そういうのに「慣れた」ってのも大きいけど
自分が本当に必要としている人が
どういう人なのか、
その人に気持ちを届けるためには
どうしたらいいか、
少しは学んだ気がする。

もっちろん恋のエキスパートになった訳でもないし
いつ、またトチ狂うかわかんないけど
今はちゃんと足を地に着けて
好きな人に向かっていけるんじゃなかろうか。


先日、ひとりTSUTAYAでDVDを選んでたら
「カンチョー!!」って大声が聞こえ
お尻に違和感が。
「だ、だ、誰?∑(゚ロ゚」)」」振り返ると
「やっぱ使い過ぎて痛くないのかなぁ?」と
座り込んで、あたしにカンチョーしてる相方の姿。
おめーーっ いくつだよ■━⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)
でも、偶然会えちゃうんだよねぇ。
気合を入れてなくても、オシャレしてなくても
会える人には会えるのだ。


今日は趣向を変えて、てへへへ
こっ恥ずかしい文章でごめんなさい。
そんだけ魚喃さんのマンガは
リアルに、胸を締め付けるんだけど。

もし、もし、恋愛に悩んだり迷ったりしてる人がいたら
年齢がねぇ~、本当に、時の流れが解決してくれるよん。
こんなに恋愛ダメダメ人間だったあたしが言うから、確か。
なので、今はみっともないくらい、もがいてくれぃっ!

雑誌『CREA』でやったという
2008年、読者が選んだ「私たちの最愛少女マンガ100」

結果はこちら。
http://xbrand.yahoo.co.jp/category/culture/822/1.html

投票者300人という少なさですが
「an an」の好きな男ランキングより、よっぽど
納得の結果ではないでしょうか。

(同じ版元の週刊文春の中吊り広告の文面
「キムタク15連覇はないでしょう(笑)」の
(笑)ほど、ここ最近で一番的確な(笑)の使用法じゃ)

あたしは100冊中、読んでいたのは69冊
少ないのかなぁ?とも思ったけど
もしこれが「ミステリー小説100」とかの
ランキングだったら3分の1もいかなさそうだしね。
ただベスト20はコンプリートでした。
っていうか、このブログでも書いているものばかり。

20位 『有閑倶楽部』
19 『綿の国星』
18 『笑う大天使』
17 『日出処の天子』
16 『プライド』
15 『海街Diary1 蝉時雨のやむ頃』
14 『働きマン』
13 『ベルサイユのばら』
12 『はいからさんが通る』
11 『大奥』

そしてベスト10
10 『ぼくの地球を守って』
『NANA』
『舞姫 テレプシコーラ』
『BANANA FISH』
『ハチミツとクローバー』
『君に届け』
『愛すべき娘たち』
『ガラスの仮面』
『あさきゆめみし』
『のだめカンタービレ』

『イタKiss』(22位)とか『花男』(40位)が
もう少し上に来るかと思ったけど
まぁ 300人、しかも同じ雑誌の読者ってことで
偏りもあるだろうしね。

まずは殴られるの覚悟で
あたし『NANA』と『ハチクロ』が苦手なんだよぉ。
前者はハチ(紛らわしい)、後者はハグが
苦手で苦手で、傍によりたくないキャラなのだ。
それ以外は大好きなものばかり。
ちなみにあたしの1位は『BANANA FISH』
そしてあたしの人生の土台となっているのが
『ガラかめ』ここも(笑)で。
それに『ぼく地球』がベスト3かなぁ?
『のだめ』はもちろん『愛すべき~』『君届』『舞姫』『大奥』
『はいからさん~』『日出処の天子』は、
あたしの「最愛」ランクでも
確実に上位にランクインされるだろうしね。
ほかには100位には入ってなかったけど
『ニューヨーク・ニューヨーク』(『赤ちゃんと僕』がランクイン)
『MARS』(『ボーイフレンド』がランクイン)も大好き。

よく「少女マンガは苦手~」って女子もいますが
今の少女マンガは(っていうかマンガ全部)
いろんなのがあるから、食わず嫌いせず
読んで欲しいなぁ。

ただ「マンガ=現首相」みたいな世間の風潮は解せん。

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