妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!

カテゴリ: TRAVEL Africa

今回ね、「平穏無事」すぎて
「ブログに書くことないよ!」
ドラマチックなことも起こらず
読んでても、つまんないだろうなぁてのは
自分でも分かってた。

行くまでの会社の人事で
先行き不透明なことあって
こんな状態で休んでしまって…

後ろ髪ひかれる気持ちもあったんだけど
いただいた2週間のお休み
いや、意外や意外に、仕事をはじめ日常から
切り離されるもんですね~。

いや、あたしって“役をひきずる”タイプの
女優だからさぁ。

もちろんね、この景色をあの人やこの人
ブログに来てくださる方にも見せたい!
「あの外国人、誰々に似てる!」とか
「お土産の数大丈夫かな~?
Aさんでしょ、Bさんでしょ~」と指折り数えたり
いろんな人のこと思い浮かべたけど
2週間、パラレルワールドというか
普段とは時系列が違う場を旅してたんだよね~。


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セイシェルはヤシの実が
雌株は女性の下半身、雄株は男性の陰茎という
不思議な形をしてて
(その自然保護区が世界遺産)
“アダムとイヴの国”とも言われてるのだ。

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なのでハネムーナーもいっぱい。

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そんなアフリカ近くの諸島
なにがあってもすぐには帰れないほど
物理的に遠い距離にいたのもあるし

あたし、ノートパソコン持って行ったんですよ。
空港でPC広げて見ている外国人とか
かっこいいじゃん!?「旅してる!」て感じで。
そんな浅はかな理由なんだけど。
ホテルもわざわざwifiフリーのとこ選んだり。
シンガポールの友だちのとこでも見てたんだけど
セイシェルに入った途端ね、
なぜかfacebookやホットメールに
個人アカウントにログインできなくなったのだよ。
それと同時に、パソコンの電源を立ち上げてまで
知りたいことや見たい情報がなにひとつなくなり

(オリンピックも元々興味ないし)
もうね、ただの「お荷物」
本当にね、空港で荷物検査の時に取り出さなきゃいけない
面倒くさい「代物」になったのだ。


テレビもね、CNNかBBC(イギリス領だったから)
極東のニュースなんて一切やってないの。
何度もだったり、つい最近観たことのある映画をね
それもね、全部英語でわかんないから
社会的メッセージがあったり、
著名な監督の名作とかじゃなく
その怒ったり、泣いたり、恋してる表情さえ
見てればいいザ・ハリウッド映画

そういうのを日本から持って行った柿ピー
ボリボリ食いながら、ふたりでぼけーーと観てた。

いや、近年スター映画不作だけど
やっぱり、トム・クルーズやキャメロン・ディアス
ジュリア・ロバーツってすごい!
言語や宗教を越えて、世界共通の顔なんだもん

そんなシャットダウンされた毎日でね、
原発や国政が、未来を閉塞的に追い込んでようが
隣国の大統領が、なにを発言してようが
まーーったく知らなかったのだ。
それこそ、戦争が起きてても、あたしは「キャハハハ」て
海辺を駆けていたかもしれない。


script_magicalmaker,http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=2829278-1345733812-479-359


どこにでも中国人と韓国人旅行者はいるなぁ、と
それに引きかえ海外に出ない同胞に
ちょっと寂しくなったり

ドバイで「街の広告が現代自動車やサムスンと
韓国企業ばっかだなぁ」と不安になったり
…その予感は的中して、
日本の某電機メーカーの非常事態に
休み明け、仕事が大変なことになり
怒涛の毎日に戻ったんだけど。

そう、帰国後、ネットを見れば、
ナショナリズムにあふれたコメントが飛び交い
いやーーーな気分になったり。
(ネットって、時には実感がこもってない
吐き捨てた言葉だらけになるんだもん)
知らなくていいことも、脳内になだれ込んでくる。

正直、島とか国籍がどこの国かなんてどうでもいいじゃん!
(もちろんそれじゃいけないけど)
あたしから見たら、ホテルのプールで泳いでる
フランスの親子も、イタリアのカップルも
みんなひとくたに「外国人」「白人」だよ!
そして現地の人は「黒人」
ドバイで行き交うインドのヒンドゥー教の人も、
レバノンもUAEの断食してるイスラムの人も
みーーんな顔の濃い「中東の人」
そしてあたしはただの「おかまのアジア人」
「おかま」は万国共通でバレバレね!

世界がどうなろうが、明日終わろうが
テレビのスイッチを消して

(ケータイをあたしは海外で使わない)
ネットを断ち切って
あたしはなーーんも知らずに
のほほーーんと生きてたんだ。生きてこれたんだ。


もちろん、どんなに海や空がキレイで楽園でも
あたしはセイシェルやリゾート地には住めないし
むしろゴミゴミして、コンクリートの灼熱で
イライラする東京が好きだけど


なにか意味づけしてる偉そうな声も
世界の崩壊を叫んでる声も
聞こえなくて、届かなくて

冴えない毎日や面倒な会社のことや
家族の問題からも解き放たれて

繋がらないことがこんなに幸せなんて!
本当に遠い、遠い異国に行ってた。


こういう静かな夏があったんだなぁ、
それがあたしのロングバケーション。

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いまや旅行に行く前に
ネットで調べれば、いろんな情報が手に入るけど
さすがにセイシェルはあまりなかったので
もし、もし、この先誰かの役に立てれば…と。

今回セイシェルで5日間泊まったのは
プララン島
【パラダイス・サン】

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地球の歩き方では「ファミリー層にも人気」
書いてあって…男2人、ロマンチックな宿よりは
いいだろうって、予約したんだ。

セイシェルはヤシの木より高い建物を
つくっちゃいけない
と法律で決まっているらしく
結局どのホテルも、コテージタイプで似ていたよ。
(フォーシーズンズとか高級ブランドは知らん)
ここは2部屋で1棟だったり、それが2階建てだったり。

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どの部屋からもビーチが目の前

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陽光も燦々と入ってくるんだけど
逆にね、中庭から部屋が丸見え!
まぁ、あたしの場合2日目くらいから
「露出狂だよね…」と彼に冷たい目で見られつつ
素っ裸で歩き回っていたけどね!

だって、ビーチに出れば
欧米人女性がトップレスでいんだよ?!
それに較べたら、あたしのなんて……。
もうなんなら、このまま裸でビーチに
飛び出したかったもん。
(じつは、一度写真を撮るために
オールヌードで出た(ノ∇≦*) 変態か)

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食事は前にも書いたけど、朝だけじゃなく
夕食つき。


波打ち際のレストラン

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結局、ホテルが快適で居心地がよくて
ずっといて…昼食も食べてたけど
正直、アラカルト料理は
そ、そんなに美味しくなかった、Σ(●>Д<ノ)ノ

醤油かこしょう持ってこい!味にパンチがない!!

でも、夜のビュッフェは種類も豊富だし
(安っぽい食べ放題じゃなく、
ちゃんとしたレストランの料理!)
毎晩「フィッシュナイト」(魚介類いっぱい)
「インターナショナルナイト」
(ピザとかラザニアなどイタリアン)
「アジアンナイト」
(トムヤムクンからフルーツののり巻まで!)
長期滞在のゲストを飽きさせないようにしてるんだよね。
(ドリンクが別料金だったんが痛かったケド(>Д< ;)

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なんども往復するほど、あたしは満足だったよ!
特にね、海に囲まれた島国、お魚料理が(°∀°)b

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ほかの方のブログでセイシェルの食事をめぐって
夫婦喧嘩されてた方がいたんだけど
おめぇ、どんだけグルメなんだよっ!
(あとさ、羽田に飛行機が着いた瞬間、
もう非常ベルト外すサインが出るか出ないかのうちに
ケータイの電源入れてチェックしてる人って
どんだけ危篤の親族いるんだよっ!(`ε´)
そういう奴には、友人からのメールなんて
きてないと思うのだが…と意地悪な心)

なによりもデザートの量が半端ない!
この写真の何倍もあるんだよ!
水着姿で座ると、お腹に段々ができてて
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
や、やばい…

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あとね、ロビーで毎日夕方4時から
ティータイムがあって
コーヒーや紅茶、ドリンクが飲み放題。
軽い焼き菓子が出るのだ。
それは宿泊客以上に、ホテルの彼らのほうが知ってて

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っていうか、なぜかあたしの皿にばかりたかってきて、
白人の女の子がジーーーとあたしのこと
「怪しい人…」て訝しんで見てた…。
違うのよ、あたしは新沼謙治じゃないのよ!って
言っても、彼女は平成生まれ、知らんか。
(そもそも、外国人じゃ千昌夫止まりね←違う、違う)

この場所でネットも無料で繋ぎ放題(有効活用しなかった)

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先日書いたサンセット・クルーズだけでなく
ヨガだったり、サイクリングだったり
企画もたくさんあって
誰もが笑顔になるホテルだったよ。


日本人はもちろん、アジアの人に会うこともなかった。
ブラックビューティーなホテルの人たち。
みなさん、ご妊婦なの?て杞憂するくらい
下半身豊かな欧米人の宿泊ゲスト。


あたしらは謎のアジア男ふたり組。
どっぷり♪ちょっと、振り向いてみただけの異邦人♪

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もったいぶってた訳じゃなく
こっからがこの旅の本題。

タイで待ち合わせして再会した彼は開口一番
「セイシェルの天気予報
ずっと曇りのち雨、雷マークもあったよ」


「えっ?!でも僕、晴れ男だから
大丈夫だよ」


「それは俺が、ベストシーズンの旅先を
選んでるからだ!」


そんなあたしの根拠のない自信を打ち砕くかのように
セイシェル到着を知らせる機内アナウンスの窓の外は
雲!雲!!雲!!!

地上に降りても、なんだかモヤモヤとした天気だったのだ。
現金なあたしは、南国のリゾート地に来たのに……
もしこのまま晴れなかったら…あたしの金銭的
いや、精神的損害額は???なんて心までモヤモヤ


まぁ、ホテルに着いたら、移動に疲れて翌朝まで
爆睡したんですけど。

あたしはセイシェルのプララン島というところに
プロペラ機を乗り継いで宿泊してたのね。
早起きして、
さらにフェリーに乗って向かったのが
ラ・ディーグ島

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勝った!あたしは“晴れ男”として
やっぱり勝ったのだ!!

声高らかに勝利宣言してしまいましたよ!!!

どうだ!!この青空!!!

このこじんまりとした島は牛車に乗ったり

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自転車を借りて勝手気ままに回るの。
(ちなみにあたしらはホテルにデスクを置いてある
現地旅行会社の、ホテル送迎、フェリー込み
自転車レンタル込みの 1日ツアーに参加したんだ)

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そう、こっからがセイシェル旅行記の
メイン・テーマ
なのだ。
ただ、ただ、この国の、海の、空の美しさを
伝えるには、あたしの写真技術は下手すぎて
なんだか躊躇してしまってたのだよ


だ、だって、

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ここの先には

アンス・スール・ダルジャンというビーチが…

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この犬が見ている先には

キタ・:*:.・,・ヾ(*´∀`*)ノ。・:*:.・,・ァ

一気にいくよ!ドン!ドーン!ドドーン!!

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「恋人岩」と呼ばれる巨大な花崗岩が
海沿いに連なっているのだ。


うぅーーーむ。

真っ青な空、照りつける太陽、真っ白な砂
伝えられないのがもどかしい。
いや、どんなにネットが便利になっても
映像や写真でとらえても、その場所に行かないと
分からないものがあるから、あたしは旅立つんだよ、やっぱり。

どこまでもーーー♪かぎりなくーー♪
(ここだけ冬のglobe)
つづいていく青い空、ライトブルーの海で
すごく開放的なのに、地球って「青い星なんだ!」て
実感するほど壮大なのに

なぜか、まぶたがシャッターのようにおりて
自分の見た景色がそのまんま
一枚の絵や写真になってるような
自分の瞳の中だけで、世界ができてるような
不思議な感動


あたしらは、ただただ
☆゚’・:*:・。,ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ,。・:*:・゚’☆

つづく。

「セイシェルってどこ?」

多くの人に聞かれたんだんだけど
アフリカ大陸近くのインド洋に浮かぶ諸島。

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あたしの場合は
日本からタイへの往復チケットを取って
(ちなみに全日空。これが燃油料込みで6万ほど)
タイ発着ドバイ経由セイシェル行きの
エミレーツ航空で
(これが10万円ちょっと。
しかもタイ、ドバイにトランジットできる!)
思ってたより安く行けたのだ。
(って、全部、彼が調べたんだけど)

到着したのはとてもとても小さな空港
ほかの飛行機の行く先には南アの「ヨハネスブルグ」とか
「ナイロビ」とか書いてあって、
あぁ、遠くに来たんだなぁ、と。

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20人乗りのプロペラ機に乗って
隣の島に移動したんだけど
そのときの搭乗券は色のついたただのプレートだよ。
乗ったら、返却するの。

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地球の歩き方でさえ
マダカスカルやモーリシャス」との合冊。

情報も僅かだし、ネットで旅行記をたどっても
ハネムーンか、海外に住んでてそっから飛んでる人が
多かったのだ。あとは「お金ありそうな」人たち…。

確かにホテル料金の高さに( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
しかも朝だけじゃなく夕食つきが多いんだよ。

「いやいや、うちらは近くの安いローカル食堂で食うよ…」
と、意気込んでみたけど

そんな場所……なかった……。

ガイドブックの「地図」には
レストランのRのマークがね2カ所ほどでね
それは掲載した観光レストランがそんくらいなだけで
ほかにたーーくさんあると思ってたのだ。
☆⌒(*・д・)b゛チッチッチッ 地球の歩き方さん
ちゃんと取材してたよ(笑)

内陸部は、地図の通り!み・ど・り!(五月や海老名じゃなく)
ジャングルなのだ。
きみとjungle jungle♪トシちゃん。
島の沿岸を回る一本通りにバスが行き交いしてるくらい。

そのくせお値段は高級避暑地レベルで
一度ビーチ近くのレストラン(昭和の海の家)に入ったら
どれも20ユーロ(2000円)以上で
彼とふたりしてミルクシェイクで
お腹をごまかしたよ(それも700円位)
そもそも夕闇がおりた後は、灯もないし
ホテルや隣の建物との距離が遠いしで
ホテルの外に出る勇気や元気はなかったな。

(多くの旅行者は、レンタカーで回ってたよ)

最終日、国際空港があるマヘ島で
首都ビクトリアまでバスに乗って行ったんだけど
“世界一小さい首都”と言われてるだけあって
お役所関係以外は市場、スーパーマーケットや
お土産屋さん、レストランが数軒ある規模。

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バスの乗客に学生さんやホテルの制服を着た従業員の多さに
「この国って観光業で成り立ってるんだなぁ、
語学の勉強、大切なんだろな」
と思ったけど
うぅぅ、1対1で街で出くわしたら、ちょっと怖い…
ファンキーな人もやっぱりたくさんいたし

自分とは違う肌の色、瞳の人に
正直、黒人の人たちに囲まれる威圧感、
ハンパない
(人種差別ではなく)

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まぁ、ホテルの中に入ると、一気に別世界で
「うわっ!頭良さそう!品がある!」って
器量良しの黒人の人たちが制服に身をつつんで
英語、フランス語などを駆使して、テキパキ働き

ガボちゃん(朝青龍もといドルジが女装したような)
丸々太った黒人女性がベットメイキングしたり
レストランで給仕してるなか

欧米人のゲストがプールサイドや海辺で戯れてるような…

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「そんな格差社会!」って眉をひそめる人いるかもしんないけど
あたしは社会活動家でも、婦人運動家でもないし
(あぁ、すみません、平塚らいてう先生)
現地の人たちと交流するほどの旅人でもないし
「いいとこ取り」して、「この国来て良かったぁ」て
通りすがりのストレンジャーでいいのだ。

素直に、行き交う人の「ハロー!」「コンニチハ!」て声に
(「ニイハオ!」って声は無視)
笑顔に、日本親善大使として、
とびっきりのスマイル返しはしてたけどね。


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旅行先や飛行機、ホテルは
すべて彼が決めるんだよ。
(『アナザースカイ』や旅サラダまで
あらゆる旅番組を録画してる人なの)

今回、長いお休みをもらったので
「中南米がいいなぁ」とか夢想してたら
彼の口から出てきたのが

「セイシェル」

(○゚Д゚)ハァ…
「だって、タイ以外のリゾート地に
男2人で行くのはイヤだ、って
言ってたのはそっちじゃん!」


「キレイなビーチに行きたい!
南太平洋のリゾートは男2人は無理でも
セイシェルは違う気がする」


「サッカーの中田だって、タヒチで
男の人とフライデーされてたじゃん!
そこがダメで、セイシェルはОKの違いがわからん」


「ゾウガメ乗りたい…」

「カメ~??!!」

今まで、旅行先に考えたこともなかった場所。
そもそも海や山とか自然って苦手だし。
逆に、誰かがいなきゃ(発しなきゃ)行かない国。
(おかまひとりや、女友だちとは行けんし…)
そんな偶然(必然)に身を任せてみようかなぁ~、と。
(っていうか、彼がカメに興味あったの初めて知ったよ)

そして、よくさ、砂浜に涙を流しながら
産卵しにくるウミガメとか、
そして生まれ出てくる赤ちゃんカメ見て
「*.+゚☆(゚∀゚,,人)゚カワイイ」「キャァー生の神秘ぃ!」とか
感動してる番組とかあるじゃん?
アレ?なかったけ?勝手に想像の産物?


あたしはそういうの期待してたんだよ……

それが、なに?この動物園で嗅ぐ臭い?
巨大な石が密集してる???

ドドドン、 ドドドン*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
きょ、巨大なトカゲじゃないすか?
っていうか、恐竜???


まさに「ゾウ」ガメだったよ。

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この写真じゃ分かりづらいけど
本当デカイんだよ~。
なんか比較できるの写りこませれば良かった。
ほら、ゲイのサイトだと自分のナニの大きさ
誇示するために、その横にペットボトル置いて
写メして送ってくる人いるからさぁ(って話逸れた)

そんなゾウガメを見るなり
「わーーい」って近づいて
「ミャーオ、みゃぁーーお」って
意味不明の奇声をあげて
触ったり、餌になる葉っぱをあげている
相方の姿
が、赤ちゃん返りしたんじゃないかって
コワ━━(((( ;゚Д゚)))━━ッ !!!

(カメの甲羅の上に乗れないこと地団駄踏んでた)

ほかに「セイシェル」といって有名なのは
聖子ちゃんの『セイシェルの夕陽』
あたしは明菜派だったし、
シングル曲にもなってない歌なんて……
知らな…知ってた!恐るべし80年代の聖子!


こうなりゃ、見るっきゃない!と思っていたら
ホテルの無料ツアーに「サンセット・クルーズ」が!

内心、参加者がベタベタのカップルばっかりだったら
どうしよ…

夕陽が沈む頃に、シルエッーーーシルエット~♪
by大橋純子が流れたら…恋人同士が重なり合ったら…

男ふたり
ちょっといたたまれなくなるんじゃないか、って。


けど、時間になって集まってきたのは
カップル、ファミリー、
イギリス、フランス、イタリア、ドイツ
そしてわしら日本人男性2人組と混交玉石
しかーーーも、
サンセット・ポイントに着いて
クルーザーが停止した途端


やつら
どぼーーーーん と水中へジャンプ大会!


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最初は甲板から飛んでいた彼らも
誰かひとりが2階に上がれば、みなそこへ。
上へ、上へ、しまいにはクルーザーの屋根まで登って
ジャーーーーーーンプ!!!

(やっぱり競争心強いよなぁ)

じつはまったく泳げないあたし。
み、みんな(;゚Д゚)、なんで、こんな深いとこで
浮き輪も救命胴着もないのに、飛び込めるの??
でも、でも、ここで尻込みしちゃうから
日本人は領土もいいようにされちゃうのかしら。


彼まで飛び込み出すし、
みんな楽しそうだし、我慢できない!
あたしもつられてジャーーンプ!!

………水中に入った瞬間 ブクブクブク。。。。。
はっ!あたし泳げないんだった!
人人人人人人ヾ( ;×o×)〃 人人人

もうね、死にものぐるいで船に戻りましたよ。
そのときの状況を船上から見ていた彼は
女、子どもを押しのけ、船のはしごに
我先にと、つかまって昇るあたしを見て
心底「おとなげないなぁ~」と呆れたそうですよ。

良かった~、タイタニックに乗っていなくて…
きっとローズ(ケイト・ウィンスレット)の婚約者よりも
悪辣な人間になってたよ。

そんなこんなで精根尽きはててた最中に
♪ほら セイシェルの夕陽がいま海に沈んでくわ♪
S・E・I・K・O!セイコー!!ですよ。

正直、歌にも描かれてるように
♪真っ赤なインクを流してる♪ようなのかと
思ってたら、日本や、それこそ実家の三浦半島で
見る夕陽と変わんなかったよ。
いたってフツーに海に沈む夕陽(笑)

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それでも、生きてて良かった~!
(溺れなくてよかったーー!)
思える夕陽だったよ。

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