今回ね、「平穏無事」すぎて
「ブログに書くことないよ!」
ドラマチックなことも起こらず
読んでても、つまんないだろうなぁてのは
自分でも分かってた。
行くまでの会社の人事で
先行き不透明なことあって
こんな状態で休んでしまって…と
後ろ髪ひかれる気持ちもあったんだけど
いただいた2週間のお休み
いや、意外や意外に、仕事をはじめ日常から
切り離されるもんですね~。
いや、あたしって“役をひきずる”タイプの
女優だからさぁ。
もちろんね、この景色をあの人やこの人
ブログに来てくださる方にも見せたい!
「あの外国人、誰々に似てる!」とか
「お土産の数大丈夫かな~?
Aさんでしょ、Bさんでしょ~」と指折り数えたり
いろんな人のこと思い浮かべたけど
2週間、パラレルワールドというか
普段とは時系列が違う場を旅してたんだよね~。
セイシェルはヤシの実が
雌株は女性の下半身、雄株は男性の陰茎という
不思議な形をしてて(その自然保護区が世界遺産)
“アダムとイヴの国”とも言われてるのだ。
なのでハネムーナーもいっぱい。
そんなアフリカ近くの諸島
なにがあってもすぐには帰れないほど
物理的に遠い距離にいたのもあるし
あたし、ノートパソコン持って行ったんですよ。
空港でPC広げて見ている外国人とか
かっこいいじゃん!?「旅してる!」て感じで。
そんな浅はかな理由なんだけど。
ホテルもわざわざwifiフリーのとこ選んだり。
シンガポールの友だちのとこでも見てたんだけど
セイシェルに入った途端ね、
なぜかfacebookやホットメールに
個人アカウントにログインできなくなったのだよ。
それと同時に、パソコンの電源を立ち上げてまで
知りたいことや見たい情報がなにひとつなくなり
(オリンピックも元々興味ないし)
もうね、ただの「お荷物」
本当にね、空港で荷物検査の時に取り出さなきゃいけない
面倒くさい「代物」になったのだ。
テレビもね、CNNかBBC(イギリス領だったから)
極東のニュースなんて一切やってないの。
何度もだったり、つい最近観たことのある映画をね
それもね、全部英語でわかんないから
社会的メッセージがあったり、
著名な監督の名作とかじゃなく
その怒ったり、泣いたり、恋してる表情さえ
見てればいいザ・ハリウッド映画
そういうのを日本から持って行った柿ピー
ボリボリ食いながら、ふたりでぼけーーと観てた。
いや、近年スター映画不作だけど
やっぱり、トム・クルーズやキャメロン・ディアス
ジュリア・ロバーツってすごい!
言語や宗教を越えて、世界共通の顔なんだもん
そんなシャットダウンされた毎日でね、
原発や国政が、未来を閉塞的に追い込んでようが
隣国の大統領が、なにを発言してようが
まーーったく知らなかったのだ。
それこそ、戦争が起きてても、あたしは「キャハハハ」て
海辺を駆けていたかもしれない。
どこにでも中国人と韓国人旅行者はいるなぁ、と
それに引きかえ海外に出ない同胞に
ちょっと寂しくなったり
ドバイで「街の広告が現代自動車やサムスンと
韓国企業ばっかだなぁ」と不安になったり
…その予感は的中して、
日本の某電機メーカーの非常事態に
休み明け、仕事が大変なことになり
怒涛の毎日に戻ったんだけど。
そう、帰国後、ネットを見れば、
ナショナリズムにあふれたコメントが飛び交い
いやーーーな気分になったり。
(ネットって、時には実感がこもってない
吐き捨てた言葉だらけになるんだもん)
知らなくていいことも、脳内になだれ込んでくる。
正直、島とか国籍がどこの国かなんてどうでもいいじゃん!
(もちろんそれじゃいけないけど)
あたしから見たら、ホテルのプールで泳いでる
フランスの親子も、イタリアのカップルも
みんなひとくたに「外国人」「白人」だよ!
そして現地の人は「黒人」、
ドバイで行き交うインドのヒンドゥー教の人も、
レバノンもUAEの断食してるイスラムの人も
みーーんな顔の濃い「中東の人」
そしてあたしはただの「おかまのアジア人」
「おかま」は万国共通でバレバレね!
世界がどうなろうが、明日終わろうが
テレビのスイッチを消して
(ケータイをあたしは海外で使わない)
ネットを断ち切って
あたしはなーーんも知らずに
のほほーーんと生きてたんだ。生きてこれたんだ。
もちろん、どんなに海や空がキレイで楽園でも
あたしはセイシェルやリゾート地には住めないし
むしろゴミゴミして、コンクリートの灼熱で
イライラする東京が好きだけど
なにか意味づけしてる偉そうな声も
世界の崩壊を叫んでる声も
聞こえなくて、届かなくて
冴えない毎日や面倒な会社のことや
家族の問題からも解き放たれて
繋がらないことがこんなに幸せなんて!
本当に遠い、遠い異国に行ってた。
こういう静かな夏があったんだなぁ、
それがあたしのロングバケーション。
「ブログに書くことないよ!」
ドラマチックなことも起こらず
読んでても、つまんないだろうなぁてのは
自分でも分かってた。
行くまでの会社の人事で
先行き不透明なことあって
こんな状態で休んでしまって…と
後ろ髪ひかれる気持ちもあったんだけど
いただいた2週間のお休み
いや、意外や意外に、仕事をはじめ日常から
切り離されるもんですね~。
いや、あたしって“役をひきずる”タイプの
女優だからさぁ。
もちろんね、この景色をあの人やこの人
ブログに来てくださる方にも見せたい!
「あの外国人、誰々に似てる!」とか
「お土産の数大丈夫かな~?
Aさんでしょ、Bさんでしょ~」と指折り数えたり
いろんな人のこと思い浮かべたけど
2週間、パラレルワールドというか
普段とは時系列が違う場を旅してたんだよね~。
セイシェルはヤシの実が
雌株は女性の下半身、雄株は男性の陰茎という
不思議な形をしてて(その自然保護区が世界遺産)
“アダムとイヴの国”とも言われてるのだ。
なのでハネムーナーもいっぱい。
そんなアフリカ近くの諸島
なにがあってもすぐには帰れないほど
物理的に遠い距離にいたのもあるし
あたし、ノートパソコン持って行ったんですよ。
空港でPC広げて見ている外国人とか
かっこいいじゃん!?「旅してる!」て感じで。
そんな浅はかな理由なんだけど。
ホテルもわざわざwifiフリーのとこ選んだり。
シンガポールの友だちのとこでも見てたんだけど
セイシェルに入った途端ね、
なぜかfacebookやホットメールに
個人アカウントにログインできなくなったのだよ。
それと同時に、パソコンの電源を立ち上げてまで
知りたいことや見たい情報がなにひとつなくなり
(オリンピックも元々興味ないし)
もうね、ただの「お荷物」
本当にね、空港で荷物検査の時に取り出さなきゃいけない
面倒くさい「代物」になったのだ。
テレビもね、CNNかBBC(イギリス領だったから)
極東のニュースなんて一切やってないの。
何度もだったり、つい最近観たことのある映画をね
それもね、全部英語でわかんないから
社会的メッセージがあったり、
著名な監督の名作とかじゃなく
その怒ったり、泣いたり、恋してる表情さえ
見てればいいザ・ハリウッド映画
そういうのを日本から持って行った柿ピー
ボリボリ食いながら、ふたりでぼけーーと観てた。
いや、近年スター映画不作だけど
やっぱり、トム・クルーズやキャメロン・ディアス
ジュリア・ロバーツってすごい!
言語や宗教を越えて、世界共通の顔なんだもん
そんなシャットダウンされた毎日でね、
原発や国政が、未来を閉塞的に追い込んでようが
隣国の大統領が、なにを発言してようが
まーーったく知らなかったのだ。
それこそ、戦争が起きてても、あたしは「キャハハハ」て
海辺を駆けていたかもしれない。
どこにでも中国人と韓国人旅行者はいるなぁ、と
それに引きかえ海外に出ない同胞に
ちょっと寂しくなったり
ドバイで「街の広告が現代自動車やサムスンと
韓国企業ばっかだなぁ」と不安になったり
…その予感は的中して、
日本の某電機メーカーの非常事態に
休み明け、仕事が大変なことになり
怒涛の毎日に戻ったんだけど。
そう、帰国後、ネットを見れば、
ナショナリズムにあふれたコメントが飛び交い
いやーーーな気分になったり。
(ネットって、時には実感がこもってない
吐き捨てた言葉だらけになるんだもん)
知らなくていいことも、脳内になだれ込んでくる。
正直、島とか国籍がどこの国かなんてどうでもいいじゃん!
(もちろんそれじゃいけないけど)
あたしから見たら、ホテルのプールで泳いでる
フランスの親子も、イタリアのカップルも
みんなひとくたに「外国人」「白人」だよ!
そして現地の人は「黒人」、
ドバイで行き交うインドのヒンドゥー教の人も、
レバノンもUAEの断食してるイスラムの人も
みーーんな顔の濃い「中東の人」
そしてあたしはただの「おかまのアジア人」
「おかま」は万国共通でバレバレね!
世界がどうなろうが、明日終わろうが
テレビのスイッチを消して
(ケータイをあたしは海外で使わない)
ネットを断ち切って
あたしはなーーんも知らずに
のほほーーんと生きてたんだ。生きてこれたんだ。
もちろん、どんなに海や空がキレイで楽園でも
あたしはセイシェルやリゾート地には住めないし
むしろゴミゴミして、コンクリートの灼熱で
イライラする東京が好きだけど
なにか意味づけしてる偉そうな声も
世界の崩壊を叫んでる声も
聞こえなくて、届かなくて
冴えない毎日や面倒な会社のことや
家族の問題からも解き放たれて
繋がらないことがこんなに幸せなんて!
本当に遠い、遠い異国に行ってた。
こういう静かな夏があったんだなぁ、
それがあたしのロングバケーション。