妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

タグ:アカデミー賞

何歳なの?!やだ、死なないで!!

映画館を出た後
スマホの電源を入れて、速攻で検索したよ
「スピルバーグ 年齢」って。

76歳か。まだ大丈夫?ε-ho(´∀`*)

「僕が映画を好きになったのは
あなたのおかげです。」

ファンレター送ろうか、と。

『ジョーズ』『E.T.』
『インディ・ジョーンズ』
『ジュラシック・パーク』
『シンドラーのリスト』
『プライベート・ライアン』


そして『フェイブルマンズ』

自身の幼少期、青年期を投影したこの映画
やっぱり天才は幼い頃から天才だったんだ!
もう歴史上の人物だろ!!
のエピソード。
ただ、映画愛炸裂マンセーの自叙伝かと思いきや
フィルムが映し出す人生の残酷さや、
真実とフェイク

光だけじゃなく闇も描くのね。
そこが、エンタメ大作とシリアスを交互に撮る
スピルバーグ印!!!

このままイーストウッドのように
90歳を過ぎても映画を作っていってよー!
映画の魔法を見せてよー!!
黒柳徹子のように、いなくなったら
僕の青春が終わる気がして、
想像以上にショック受けそう。

てか、一昔前なら、これがアカデミー賞じゃね?!
(スピルバーグが「獲れない」ってことで
アカデミー賞にも興味を持ち始めた)


大丈夫かな?!「アカデミー賞、感動もの?」と
『エブリシング・エブリウェア〜』を
観に行った人が、なんじゃこりゃ?!て
ネットに悪口書くのが怖いんですけど。


まぁ、僕は、『エブ・エブ』
『フェイブルマンズ』
どっちの作品も、
大好きですけどね。


でも、自分が会員なら、
『トップガン マーヴェリック』
1位に投票するよ!

(どっちかじゃないんかいっ!)

だってさー、アカデミー賞は
『羊たちの沈黙』『タイタニック』
『ロード・オブ・ザ・リング』
大ヒットや問題作
誰もが観ているその年を代表する作品賞で
スターたちが、豪華なドレスで登場する
ハリウッドのお祭りでいてほしい!

俳優部門も、国際色や復活劇も大事だが
長年ハリウッドの第一線で戦っている人も
称え合おうよ。

初ノミネートで受賞って甘いんじゃない?!
(僕はどっから目線?!)

それこそ5回目のノミネートの
ミシェル・ウィリアムズ

映画会社ユニバーサルは
なぜ「主演女優」で推した?!
これ、主人公の芸術家肌で自由で
恋愛に生きる母親役
「助演女優」だったら、ダントツじゃん!
彼女にキ・マ・リだったのに!
映画会社のバカ!バカ!!
(もうさ、大竹しのぶから多部未華子
高畑充希や上白石萌音
ああいう完璧な美人じゃなく、野暮ったいのが
モテるんだよなぁの世界最高峰じゃん!


カメラを向けられて
ボーッと直立不動なのも、彼女らしい。

(そこな!!ちょっとイラつくとこ)

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その助演女優賞
ジェイミー・リー・カーティスの名前が
呼ばれて、スタンディングオベーションの中
一人立ち上がらずに、茫然自失の
アンジェラ・バセットが切なかった

僕の中では、ハリウッド映画を観まくりはじめた
90年代から一番見てきた黒人の女優さんだからさ。

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そして、ミシェルが演じた「動」の母親に対して
「映写の仕組み」を教えたり
「イマジネーションではなく
現実のものを作りなさい!」って
ガチガチ理系脳の電気技師のお父さん
助演男優は、こっちだろうが!!

チョロっとでてきた大おじ役の
ジャド・ハーシュじゃなく
ポール・ダノが、
この作品から候補になってほしかったな。


まぁ、キー・ホイ・クァン
「僕の旅はボートで始まった」のスピーチは
泣けたし
『インディ・ジョーンズ』以来の
ハリソン・フォードとの抱擁は

(テレビ局も狙い済みの)
今回の授賞式のハイライトだったけどさー。

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作品賞受賞のスピーチで『エブ・エブ』の監督が
「秒で動いているインターネットの世界に比べて
映画は年単位で、追いついていけてるのか少し怖い」

不安も口にしてたけど

大丈夫。
僕が10代の頃に見た
スピルバーグの映像や
物語は、その興奮と面白さは
何十年経っても、
血湧き心躍らせてるもん。


今回、気になるドレスはそんななかったんだけど
50代半ばになっても、足を出して
「スター女優よ!!」って気合のおふたり。
ハル・ベリーニコール・キッドマン
足に目を向けさせて、お顔のお直しに
気づかせない魂胆か?!

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杏はどうしてそんなおとなしめの
ドレスを選んだんだろうか?!

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あんたたち、今から
乱交パーティー参加ですか?!

ハリウッド女優たちの勢いに負けちゃうよー。

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アカデミー賞じゃないけど
今年の賞レースでは
俳優組合賞のエディ・レッドメインの
この格好が好き!

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そして、やはりケイト様。
あぁ、彼女にならペニバンつけられても
(意味がわからない人は検索してください
『エブ・エブ』を観るときも大切な情報)
跪きたい!!!
映画の魅力に、身も心も任せたい!!
映画の夢で、眠りたい!

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スピルバーグとケイト・ブランシェット

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行きはルフトハンザ航空
帰りはオーストリア航空だったんだけど
オーストリア航空は今後アジアの主軸を
中国に移行するらしく、この秋で日本撤退〜(*´д`)ヤダァ!!!

確かに、どこも中国人の観光客がいっぱいだけど
この先ますます日本から欧州便の席数が少なくなり
高くなって行きづらくなるのが困るよ(*´д`)ヤダァ!!!


日本の鎖国化は、ハリウッド映画も

飛行機に乗ったときは寝てなんかいられないっ!
日本では劇場上映されない映画を観なきゃ!

アメリカでは評判も良くて大ヒットした
『Daddy‘s
Home』『Sisters』
『Trainwreck』
面白かったので
DVDになったらぜひぜひ〜。
でも邦題がヒドいことになるので探せるのか?!
(もしくはなんでもかんでも「幸せのなんたら」)
ちなみに『Daddy‘s Home』は
『パパVS新しいパパ』だって(*´д`)ヤダァ!!!


ただ、機内上映でもやっていたけど
やっぱり、映画館の大画面で観て良かったのが

『レヴェナント〜蘇えりし者


トイレ問題が大きくのしかかり
観るかどうか迷ってたんだよね〜。
上映時間2時間半!トイレ!頻尿! 
しかもセリフはほとんどない追跡劇って言うじゃん。
寝るよ!寝る!爆睡!
でも、この監督の映画って全作品好きだし
いつなんどき尿意が訪れても行けるように、
トイレに近い扉の
端っこの席を確保していざ鑑賞!

いやーー観て良かった!
これさ、3Dかっ?!てなくらいの奥行き!
手を伸ばせば森に吸い込まれていくかのような映像
ビュンビュン飛んできて
体を突き刺す
インディアンの弓矢に
ビックリドッキリの
長回しの戦闘シーン!
睡魔も長時間上映の飽きも
一切襲って来なかったよ。
熊は襲って来たけど!
熊が生々しすぎて(特撮なんだよね?)
レオが獣姦されるんじゃないかって
別の意味でハラハラしちゃったよ。
大きなスクリーンで観るべきっ!

ディカプリオの作品は
どれも見応え十分の
人気と実績を兼ねてる
唯一のスターだよ!

そして、北島マヤかっ!の千の仮面の演技。

瀕死の姿はマヤ高熱を出しての
『若草物語』
息子を殺されても動けないのは
『石の微笑』の人形!
生の魚に食らいつく姿は
『夜叉姫物語』の泥まんじゅう!!!
暖をとるために死んだ馬の中で眠る野性は
オオカミ少女ジェーン!!!
そして、復讐に燃える白目の炎は
『ふたりの王女』のアルディス
こちらまで、「寒い、寒いわ…」と
冬景色が見える観客になりましたよ。
よだれ、鼻水ダラダラにたらし
『女海賊ビアンカ』のようなひとり芝居!!!

まさに
ガラスの仮面!ディカプリオですよ。 

真の演技は、日本とハリウッドの距離も越える!
いや、二次元のマンガと三次元の映画の
枠も超える!!!

全日本演劇協会最優秀演技賞を獲ったマヤ並に
アカデミー賞も納得、大納得!
ハリウッド大作より『ガラかめ』のほうが上だと
思ってるおかまでごめんよ。 


熊本の地震、アレ?あの大きさの割には
そんなに被害出てないの?!なんて
呑気にドラマの感想を書いてたけど
止まずに、続発する強震に
改めて、活断層国家の日本の恐ろしさと
被災した人の悲痛は、
計り知れないものだろうな。

マスコミが発表した「次に危険な活断層」
思いっきり、 実家の近くだしっ!!

ただ、危険や恐怖と直面して
必死なんだろうけど
テレビのレポートする人が
ワーワー大騒ぎしてパニくり過ぎ!


そんなときに観た映画だからか
このボストン・グローブ紙の
スポットライト」チーム
淡々と取材しすぎっ!!
いや、光を当てて照らし出す事実は
重く、深い闇なんだけど。
もう淡々と粛々と、取材を重ねていって
そんなドラマティックに大げさな演出もなく
(ましてや力のあるメジャーな
映画スタジオのでもなく)
こういう映画に「作品賞」を与える
アカデミー賞って、やっぱりスゴい!


観終わって、一番の感想は
「あぁ、ショタコン(小児性愛者)じゃなくて
良かった!!」

それは同性愛でも異性愛でも関係なく
それこそ、子供だけじゃなく
レイプとか、DVとか、セクハラ、パワハラ
力で誰かを支配しようとするのは
誰も幸せにしないじゃん。

誰かの尊厳や人生を「奪う」んだもん。
最大の窃盗罪!強盗犯!
凶悪犯罪だよ!

そして、それは止められない欲望だろうから
ゼッタイにイヤだ!!

(朝から、精力マックスの痴漢とか
本当に、そのパワー、別に向けられたらいいのに!)
自分には、そういう欲がなくてε-(´∀`*)ホッ

自然災害に奪われるのは
怒りや悲しみの矛先がないから
もっとイヤだけど。

じつは高校に入学したころ
卒業した中学の教師から
執拗に、「家に遊びに来い」って
電話があったんですよ。

「担任でもなかったのに、なぜ?」と。
その人はイケメンで独身だったんだけど
ヒステリックで有名で
ちょっと苦手だったんで断ってたんだけど。

あぁ、行ってたらどうなってたのかなぁ。
なにかあったのかなぁ?

(ただ単に、心配されてただけだったら
疑ってごめんなさい)
なにかあっても、ネタができた!と
喜ぶ僕だろうけど。

(映画のなかで「あんなイヤな思いをしたのに
男を嫌いになれない!」って泣き崩れる
ゲイの人に、そりゃ、そうだよなぁ、と)

そして、今やその先生の当時の年齢を
だいぶ越えている
プレ更年期のおかまになりました!!

誰かをモノにするための権力も腕力も
なんも持ち合わせてなくて良かった!
(いいのか?)
 

子どもを育ててる人って
それだけでスゴい!!!

だってさ、木の芽時
ブツブツあやしい言葉を発してる
キチ○イさんも見かけることの多い季節。

僕なんて自分が常軌を失ったり
知らない人を部屋に引き込まなければ
身の安全を守れるけど

(それが、なかなかできない!!
ああーーん、欲望のバカ!バカ!バカ!)
子どもがいる人は
その子が被害者にも加害者にもなる
可能性はある訳で。

それを守り続けて生きてるんだもん。すごい!

僕も、ここまで無事に生きて来られたことに
今さらながら、45歳にもなって
親に感謝ですよ。


だって、実父が娘を24年間監禁して
7人の子どもを産ませてた本当にあった事件に
インスパイアされて作られた
『ルーム』

もうね、もうね、子役がすごいっ!!
17歳で監禁されて以来、陵辱され続けてる
ヒロインの死んだ目!!
ブリー・ラーソンの死んだ目から
母親の強さを目に宿していく姿に
アカデミー賞主演女優賞も 大納得だけど

その「部屋」で生まれて、5歳まで
「世界」を知らない息子役の
ジェイコブ・トレンブレイくんの演技がスゴい!!
『パシフィック・リム』の
我らの芦田愛菜プロの泣きの演技に
「日本の子役(芦田プロを“子役”とくくっていいものか?)
ハリウッドでも互角に戦えるんじゃ?」と
思ったけど(まぁ、芦田プロのオトナになった姿が
菊池凛子ってありえないけど)
すみません、すみません、全然格が違う。
あんなにスゴかったら、マコーレ・カルキンも
エドワード・ファーロングも
ハーレイ・ジョエル・オスメントも
頭おかしくなるわっ!

それにしてもジェイコブくんの
可愛さも、聞き分けがなく泣く姿も
駄々をこねる姿も
とにかく愛らしい!!
おかまのおじさん、行き場のない“母性”が
ダダ漏れで、彼が「監禁部屋」から
脱出する姿に、あわわあわわヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

映画館で、声にならない叫び声あげてましたよ。
は、早く逃げてっぇーーーーーー!!
早く、早く、お母さんの名前を出してぇーーーー!

(ずっと「部屋」の中で育っていた彼は
太陽光や空気や、母親以外の人間や動物に
免疫がないから、もうグルングルンなんですよ)

婦人警官の機転の早さに
「グッドジョッブ!!グッジョブ!!!」と
映画館中の人が安堵のため息したハズ。

そこらのホラーやサスペンスより
ハンパない緊張感!!!
そして、もう涙が止めどなくこぼれて。

映画はその「部屋」を出てからも
描いていくんだけど。

僕自身、いつのまにか、環境も心の中も、
「部屋」をつくって
自分を守ったり、閉じ込めたり。

でも、そこを出なきゃいけない時期もある訳で。
そんなとき、不安や恐怖を打ち勝つための
もっともっと大きくて強い好奇心を
持っていなきゃなぁ、
と。

早速、うちのマンションにも
「監禁されてる人」いるんじゃないか?て
住民を怪しい目(好奇心)で探っちゃいますよ。

でも、日本や世界には、いまこの瞬間にも
そういう目に遭っている人まだまだいると思う!!
助かりますように!!

あぁ、僕も、彼のことを閉じ込めて
監禁してるようなもんか!

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