映画館を出た後
スマホの電源を入れて、速攻で検索したよ
「スピルバーグ 年齢」って。
76歳か。まだ大丈夫?ε-ho(´∀`*)
「僕が映画を好きになったのは
あなたのおかげです。」
ファンレター送ろうか、と。
『ジョーズ』『E.T.』
『インディ・ジョーンズ』
『ジュラシック・パーク』
『シンドラーのリスト』
『プライベート・ライアン』
そして『フェイブルマンズ』
自身の幼少期、青年期を投影したこの映画
やっぱり天才は幼い頃から天才だったんだ!
もう歴史上の人物だろ!!のエピソード。
ただ、映画愛炸裂マンセーの自叙伝かと思いきや
フィルムが映し出す人生の残酷さや、
真実とフェイク
光だけじゃなく闇も描くのね。
そこが、エンタメ大作とシリアスを交互に撮る
スピルバーグ印!!!
このままイーストウッドのように
90歳を過ぎても映画を作っていってよー!
映画の魔法を見せてよー!!
黒柳徹子のように、いなくなったら
僕の青春が終わる気がして、
想像以上にショック受けそう。
てか、一昔前なら、これがアカデミー賞じゃね?!
(スピルバーグが「獲れない」ってことで
アカデミー賞にも興味を持ち始めた)
大丈夫かな?!「アカデミー賞、感動もの?」と
『エブリシング・エブリウェア〜』を
観に行った人が、なんじゃこりゃ?!て
ネットに悪口書くのが怖いんですけど。
まぁ、僕は、『エブ・エブ』
『フェイブルマンズ』
どっちの作品も、
大好きですけどね。
でも、自分が会員なら、
『トップガン マーヴェリック』を
1位に投票するよ!
(どっちかじゃないんかいっ!)
だってさー、アカデミー賞は
『羊たちの沈黙』『タイタニック』
『ロード・オブ・ザ・リング』
大ヒットや問題作
誰もが観ているその年を代表する作品賞で
スターたちが、豪華なドレスで登場する
ハリウッドのお祭りでいてほしい!
俳優部門も、国際色や復活劇も大事だが
長年ハリウッドの第一線で戦っている人も
称え合おうよ。
初ノミネートで受賞って甘いんじゃない?!
(僕はどっから目線?!)
それこそ5回目のノミネートの
ミシェル・ウィリアムズ
映画会社ユニバーサルは
なぜ「主演女優」で推した?!
これ、主人公の芸術家肌で自由で
恋愛に生きる母親役
「助演女優」だったら、ダントツじゃん!
彼女にキ・マ・リだったのに!
映画会社のバカ!バカ!!
(もうさ、大竹しのぶから多部未華子
高畑充希や上白石萌音
ああいう完璧な美人じゃなく、野暮ったいのが
モテるんだよなぁの世界最高峰じゃん!)
カメラを向けられて
ボーッと直立不動なのも、彼女らしい。
(そこな!!ちょっとイラつくとこ)
その助演女優賞
ジェイミー・リー・カーティスの名前が
呼ばれて、スタンディングオベーションの中
一人立ち上がらずに、茫然自失の
アンジェラ・バセットが切なかった
僕の中では、ハリウッド映画を観まくりはじめた
90年代から一番見てきた黒人の女優さんだからさ。
そして、ミシェルが演じた「動」の母親に対して
「映写の仕組み」を教えたり
「イマジネーションではなく
現実のものを作りなさい!」って
ガチガチ理系脳の電気技師のお父さん
助演男優は、こっちだろうが!!
チョロっとでてきた大おじ役の
ジャド・ハーシュじゃなく
ポール・ダノが、
この作品から候補になってほしかったな。
まぁ、キー・ホイ・クァンの
「僕の旅はボートで始まった」のスピーチは
泣けたし
『インディ・ジョーンズ』以来の
ハリソン・フォードとの抱擁は
(テレビ局も狙い済みの)
今回の授賞式のハイライトだったけどさー。
作品賞受賞のスピーチで『エブ・エブ』の監督が
「秒で動いているインターネットの世界に比べて
映画は年単位で、追いついていけてるのか少し怖い」て
不安も口にしてたけど
大丈夫。
僕が10代の頃に見た
スピルバーグの映像や
物語は、その興奮と面白さは
何十年経っても、
血湧き心躍らせてるもん。
今回、気になるドレスはそんななかったんだけど
50代半ばになっても、足を出して
「スター女優よ!!」って気合のおふたり。
ハル・ベリーとニコール・キッドマン
足に目を向けさせて、お顔のお直しに
気づかせない魂胆か?!
杏はどうしてそんなおとなしめの
ドレスを選んだんだろうか?!
あんたたち、今から
乱交パーティー参加ですか?!の
ハリウッド女優たちの勢いに負けちゃうよー。
アカデミー賞じゃないけど
今年の賞レースでは
俳優組合賞のエディ・レッドメインの
この格好が好き!
そして、やはりケイト様。
あぁ、彼女にならペニバンつけられても
(意味がわからない人は検索してください
『エブ・エブ』を観るときも大切な情報)
跪きたい!!!
映画の魅力に、身も心も任せたい!!
映画の夢で、眠りたい!
スピルバーグとケイト・ブランシェット