いつも見てるこの人は
一体、何者なんだろ…


ベッドの中でも、電車の中でも
歩きながらも

ページをめくる手が止められない!!!

僕の周りの、嗜好が信頼できる
読書家の人たちが、口をそろえて
「面白い!」って薦めてきた
『女帝 小池百合子』

先日東京都民が1400万人を超えたと
発表されたけど、
その中の選挙権を持っている
何百万人の大人に読んでもらいたい!!!

早く!早く!!!
7月の都知事選を前に!!!


僕はそこまで本を読まないし
ノンフィクションって苦手なんですよ。
そんな僕の人生で、心に影が凍みたまま
ぬぐえない暗黒小説

宮部みゆきさんの『火車』
桐野夏生さんの『グロテスク』
東野圭吾さんの『白夜行』なんですよ。
王道過ぎるか?!
でも、このセレクトに共鳴してくださる人は
すぐに、すぐに読んで!!!


本当は、土曜のイベントのために
明るい70年代!熱狂の80年代について
語りたいのに

光のほうへ!もっと高く!もっと力を!
もっと上へ!
虚飾と嘘のイカロスの翼
70年代、80年代を駆け上がり
90年代、21世紀渡り鳥となった
女性の成功記としてもゾクゾクするし

僕みたいに、政治に疎く
自民党やら民主党やら、新進党に小沢一郎
小泉純一郎やアベガーにアベンジャーズ
もうそういうのがチンプンカンプンな
人間にも、池上彰さんの講義を聞かなくて
日本の政治や政党の流れがわかる!!!

実家に帰って、大学の卒業証書探しちゃったもん。
僕ってちゃんと卒業してるよね?
って。
(ある意味、日本の新卒就職制度って
そういう証明書や、履歴書を
提出しなきゃいけないから、
効率的っていうか、サイコパスを
野放しにはしないよなぁ)

この本、男と女とじゃ
読後の「怖さ」が微妙に違う気がする。
「こえー、百合子」じゃなく
僕や女性たちは、身近に見てきてるもん。
自分を上げるために
平気で人を裏切ったり
「私、女同士って苦手〜ドロドロしてるし」と
女性を貶める人たちを。
まぁ、そんなミニ百合子も
生ぬるく思えるほど、本家はすごいけど。

権力や称賛を欲して
すべての注目を浴びたくて
いっさいの責任を取らない人

ユーミンの歌で『コンパートメント』って
歌があるんだけど
(恋人を失って睡眠薬を飲む歌)
♪やがて私は着く
全てが見える明るい場所へ
けれどそこは朝ではなく
白夜の荒野です♪
って歌詞が
さっきからぐるぐると。

小池百合子が見るのはどちらなんだろ?
輝かしい、オリンピックの
熱に沸く東京の朝なのか?!

そして僕たちが見るのは
彼女の再選を目の当たりにした
虚無の街なのか?!


本当に、興奮と鳥肌が錯綜する
読書体験!!!