和が達される」という名のとおり
「平成」って、日本史上戦争のない
珍しい時代になるのかなぁ。


海外だって、昭和が終わる前後に
ソ連解体やベルリンの壁が崩壊してた時にも似た
激動の時代!!

うちの親は、欧州に行く予定だったんだけど
フランス、ベルギー、トルコ、イギリス
そして、またフランス、トルコと
テロやらクーデターやらで
その都度、キャンセルになってて、
全然行けないんだよっ!

いまは第二次世界大戦後じゃなく、
第三次の「戦前」のようだよ~。

まぁ、僕は、そんな暗雲たれ込む
未来への不安もだけど
最近の首都圏の電車の止まり具合に
イライラ~MAX
非常停止ボタン押すのに金取れやっ!
ラッシュ時の線路内立ち入り、
地獄に堕ちろっ!


うぎゃっ!!!そんな僕が地獄に堕ちてしまうね!
まさに、そんな被害者のお話
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

前の映画も、震災にぶつかって、
バタバタしてたけど
今回のこの映画も、実際の事故と重なっての延期。
そのときは「フィクションなんだから、いいじゃん!
なに、東宝腰が引けてるの?!いくじなし!」と
楽しみが奪われたことに、ヽ(#`Д´)ノ

でも、うん、延期して良かったかも…

いやいや、本当に「平和」がいい!
「いまグローバルな時代に日本だけおかしい!
憲法は改正しなきゃいけないんだ」と
言う人には、「なに?その自分は“分かってる”感!」
「頭良さげアピール(*`Д')」
とは思うけど
実際、何が正しいのか、分からない
ダメな45歳のオトナです。

ただひとつ思うのは
「平和」じゃなきゃ、クドカンがつくるような
くだらなくて
(褒めてます)
不謹慎で(ええ、褒めてます)
めちゃくちゃなコメディが観ることできないよっ!!!
それはイヤだ!


だって、スゴくない?!
修学旅行のバスで死んじゃって
(しかも、主人公のせいで29人の命が…)
地獄に行ったら、そこは高校生バンド大会で
7回生まれ変わるチャンスがあって
(インコの演技!!!)
それでも、生きてることって
どんなに素晴しいか!!

そんなアイデアを持って、
面白い映画を作れるのなんて
世界で、いや、人類史上クドカンだけじゃね?


刑事ドラマで逃げる「犯人がシートベルトを
締めてない」
とか
喫煙や飲酒シーンにイチイチクレームつけてくる
バカたちを、
はね飛ばす勢いバカっぷり!
(本当に、褒めてます)
「先生!じゅんこさん顔色悪いです!」
「じゅんこさん、顔が悪いです!」からの
デブスへのディスっぷり
(そして、そして、それを演じる○○さん!!!)
10代の残酷さや、いい加減さや
ダメさをすべて現在進行形で生きてる
45歳、宮藤官九郎!
(マジで褒めてます)

マジで、僕が同学年でリスペクトしてるのは
宮藤官九郎と、伊達公子のチャレンジャーぶりだよ。

長瀬くんは鬼なのにカッコいいし
神木キュンは、病院で着るような服で
足から股間が見えそうで見えなくてドキドキ。
「そんなに言われるほど演技派か?!
僕には、いまだサンタフェと
浅野ゆう子とクレジット順で揉めた印象しかない
宮沢りえが、本当に、本当に美しく
(森川葵ちゃんも)
出演した俳優を魅力的に見せて
好きにさせちゃうクドカンはすごい!

あなたがいれば、地獄も天国!!

そう、どんな不安な時代も
クドカンがいれば、笑って生きてれば
そこは天国!