本って、いたる所でうまい書評や感想があるから
自分が書くとなると気後れしちゃうのだ。
いや、そもそも僕のブログって
なんて嘘くさい美辞麗句を並べてるんだ?!

あっ、これも言い訳か。
人生なんて、ずっと言い訳。

自意識過剰で、自己顕示欲が強いのに
自己肯定力がない。

ゲイであることから「変わってるね」と
言われることは多いんだけど
じつは浅はかで薄っぺらい。なんもない。
「あぁ、つまんない人間ってこと
いつバレるの?」と顔色を窺って生きてきた。

そんな僕に、学生時代「読め!ゼッタイ読め」と
バイト先の社員さんが薦めてくれたのが
太宰治の『人間失格』
ギャーーー('д` ;) 息ができないっ!!
こ、これは、僕のことだ!

(って、日本人の多くが思うから名作)

そして、大好きな恋愛映画と問われれば
『ローマの休日』!!
『ノッティングヒルの恋人』とか
答えるからバカにされるのか。
僕だって、僕だって少しは“通”ぽいのを…
そんなとき「マイフェバリットなのは…」
『ナイロビの蜂』

アフリカで人道活動を精力的にこなす妻
そんな彼女の行動を見て見ぬ振りする
事なかれ主義の主人公。
ある日、妻が殺害されて、
彼女の死の謎を追ううちに
もう既にいない彼女との愛を感じ…
もーーーう大好きな映画なんですよ。


そんな大好物の小説映画
足して2で割ったら
もう、これまた人生で大好きーーな一作ができた!

西川美和さんの『永い言い訳』

そうか、これからは、「好きなのは
『永い言い訳』って言えばいいのか!」
それに、西川さんの手によって監督され
この秋に公開される映画もゼッタイに面白いはず!
「好きな映画も」ハイキタ!

だって、読んでいて、まんま「モッくん」の
パブリックイメージなんだもん!
深津絵里さんも当て書きなのかなぁ。
ナイスキャスティング!!

長年連れ添った妻が、バス事故に遭い
親友とともに旅先で、
死んだと知らせを受ける
人気作家の津村啓。
そのとき不倫相手と寝ていた彼には
涙がでることもなく、
悲劇の主人公を装うことしかできなかった…

そして、親友の旦那、子どもたちと出会い…
てな“家族”のお話です。

僕ね、夢があるんですよ。
すごい暗い夢。
彼より、僕の方が早く死んで
彼はそういうとき感情を
爆発させるような人じゃないから
泣かないかもしれない。
いや、もしかしたら、この小説の津村のように
「アレ?全然悲しくない」って
非情になるかもしれない。


でもね、街でユーミンや明菜、安室の歌を
ふと耳にしたとき
いつも横にいた僕の面影を探して
ただ僕のためだけに、
涙を流してほしいの!

あっ、淋しい夢。
でも、僕を、もう一度辿って
愛してほしいぃ!!

そんな夢が叶う気がしたよ。

いま疲れてるのかな?
なに書いてるか分かんなくなって来た。

でも、本当に面白かった!!!
書店に行くと小説ってありすぎて、
なに買っていいか分からないじゃん。

単行本の新刊のほうが面白く見えるんだけど
高いしなぁ。文庫本の棚をぐるぐると。
読み終わったあと、その本を
そっと抱きしめたくなるような本がいい!!

これ、この本はそうだったよっ!