や、ヤバい、飲みこまれそう。
マンガ（小説）は読むの早いんだけど
自分の許容量がオーバーヒートして
受けつけられないの、一気に読めないよ。
『闇金ウシジマくん』
そして、闇金にまで手を出してしまう
登場人物たちの風俗、賭けごと、見栄、
止めどない欲望。
知恵や知識、気力の欠如、貧しさの連鎖
もう負のスパイラルに陥っていくよ。
薦めておいてなんですが
「劇薬　注意！」のマンガです。
ヤバい、飲みこまれるーーー！！
嫌悪感さえ抱く心の弱い人たち。
だけど、あたしも一緒だ、一寸先は闇だ、と。

んで、実家の近所には有名なキムタク・ファンの
おばさんがいて、「拓哉くんが頑張ってるから」と
キムタクの映画チケットを自腹で何十枚も買って
町内に配る人がいるの。
うちの母もそれで『ハウル』も『武士の一分』も
映画館に観に行きました。
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は
さすがに行ってなかったけど。

でも、あたしも他人のこと言えない。

初日に観に行きました『ＳＰ　野望篇』
２０代後半をこの作品に捧げた岡田くんの
熱意に「みんなも観に行って～！」と。
マジ、マジかっこいいっす！岡田くん。

でも、チケットは買えないや。
ファンのあたしからしても、
「こ、これ映画すか？？」
いや、『ジェミニ・ＹとＳ』『愛・旅立ち』
『ＴＡＮＴＡＮたぬき』
いや、アクションあるから『伊賀野カバ丸』？
大好きなアイドルの映画として観るっきゃナイト。

あっ　でもＹａｈｏｏとかの映画コメントで
絶賛してる人も多い…アレってやらせ？マジ？
『ボーン・アルティメイタム』とか観ろよ、ぼげっ！
でも、そういう人にかぎって洋画は観ないのか。

いや、あたしはだいぶひいき目に見てね、
岡田くんや真木ようこさんのアクション、
かっこいいですよ。
ただ、ストーリーというものがまったくないから
仕方ないけど、そのドラマの必然性で
格闘シーンがあるのではなく
アクションを見せるために、合間にちょっこと
人と人のやり取りがある感じ。
（東大卒の香川照之に「東大なんて入れないよ」って
言わせたり。ぎゃ、ギャグなんだよね？）
すべてがありえなく（東京、霞が関に
車が一台も走ってないんかいっ！）
そして、せっかくのアクションシーンさえ
テレビサイズなのだ。
（トラック上の合成映像はどうにかならんのか）
これは多分、映画監督ではなく、
テレビのディレクターに
撮らせたからじゃないかなぁ？
２日連続２時間ドラマで良かったのでは…
ただでさえ短い上映時間なのに２部作にした意味は
テレビ局や映画会社が儲けたいんだろうなぁ。

あたし、もう「毒を吐くのはやめよう！」って
土曜日の明け方に誓ったんだよ！
なのに、半日後には……。

あたしは後編の「革命篇」も絶対観に行くよ。
だってスクリーンいっぱいに岡田くんの雄姿が
かっこ良さが炸裂するんだもん。
ファンにはたまらない映画です。うん、うん。
ただ、「日本映画に革命を起こす」と
いろんな媒体で語る岡田くんの言葉にひぇーー！
『海猿』といい、この映画といい
フジテレビは、邦画にどんな「革命」をもたらしたいんだ？
一寸先は闇。

そして、もうこうなったら『宇宙戦艦ヤマト』（ＴＢＳ）も
気になる～！！近所のおばさんにコレは
チケットもらおうっと！（あたしが闇の取り立て屋）