テレビドラマの視聴率が悪いことが
ネットニュースに流れてたけど
そりゃそうだよ!朝ドラを筆頭に
身近にいたら、そばにいたくない
応援したくない登場人物ばかりだもん。

でも、それは陰キャラだからとか
コミュ障だからとか

そういう問題じゃないんだよね。

僕自身、小学校の頃から
江戸川乱歩や横溝正史とか読んでだし
何より「やーい、オトコオンナ!おかま!」って
言われないよう、社会からはみ出ないよう
この先、生きていくのが怖かった。


だから、今回の
「自分らしくしてれば、
いつか未来の自分が感謝してくれる
僕を守ってくれてありがとうって。」

あの優しい高齢の女性が
復讐に燃える監禁者ってのも

まっすぐに終わらせない、
ツイスター坂元脚本!


からの

「隕石の衝突が止めることができたとしても、
彼とは、カラオケ一緒に行かない」

言ってた琉夏の「カラオケの誘い」
「いいよ」の鹿浜鈴之助に
  • (つД`σ。゚.o。感動。o.゚。
(その前に、鈴之助と連絡が取れないことに
「どうでもいいことでも来るのが友だちだろ」
星砂も良かったが)

カラオケって、すごい文化!!
あんな狭い空間で、
ただ歌を歌うだけで
心の距離が縮まる
(特に同世代だと。
僕は、あんま『CHE.R.RY』に
思い入れないからさー

『花束みたいな恋をした』の時も思ったが
坂元裕二さん、オール世代マイティー
いったい何歳なんだよ!

みんなでマイクを持って、
みんなで笑って帰るシーンに
胸が熱くなったよ。
(林遣都くんは、台本をもらって
ここでこう叫ぼう、こういう表情をしよう!って
どれだけ考えて、撮影現場に向かってるんだろ?)

「ちょっと変わった、人より秀でた才能のある」
主人公が事件を解決する
そこらの量産ドラマとは
全然違う!!!

事件の考察とかどうでもええ
4人の友情や気持ちが繋がっていくのだけ観ていたい!

もう、あの家で4人でこじんまりと捜査ゴッコして
仲良くしてなよ!
って思うのだが
安田顕さんや伊藤英明さんら
(普段なら、メインの陽キャラ)の不穏さが
4人の引き返せない闇を暗示してるようで怖いよー

そして、好きな星砂に
「大事な思い出は体全部で覚えるんだな」
言われちゃ、もう悠日も抱くしかないやなぁ。
あのセリフいつか使おう!

完全に既読スルーされそうだけど。

いやー、いやー、人生の不可解さ
理不尽さ、誰かと出会って笑って泣いて
悲劇も喜劇も
この1時間に凝縮されたドラマだよー。